モバイル ファースト インデックスの導入に際し、別々の URL 構成を採用しているモバイルサイトでの hreflang 要素の仕様を Google は変更したようだ。モバイル向けページはモバイル向けページ同士で、PC 向けページは PC 向けページ同士で、hreflang を構成し合う。果たしてこれがファイナルなるのだろうか?
モバイル ファースト インデックス (MFI)
モバイルファーストインデックスは依然として開発途中、実検索でのテストは限定的
Google の ジョン・ミューラー がモバイルファーストインデックスの現状についてコメントした。MFI は依然として開発の途中。実際の検索でのテストが行われている可能性はあるが、ごく限られた小さな範囲にとどまるとのこと。
Googleモバイルファーストインデックスはページ単位で切り替わる、オプトイン/アウトはサイト単位の申請 #GoogleDanceTokyo
「モバイル ファースト インデックスはページ単位で切り替わっていく。しかしオプトインまたはオプトアウトはサイト単位で申請する。」、Google Dance Tokyo 2017 の Q & A セッションでゲイリー・イリェーシュ氏はこのようにコメントした。
Googleモバイルファーストインデックスの導入時期はいまだ決定せず、段階的な導入を検討 #inhouseseo
MFIの導入時期はまだ決定してない。準備ができたサイトから段階的に導入していく案が濃厚。Google のゲイリー・イリェーシュ氏が来日時のイベントでコメントした。
Googleモバイルファーストインデックス後はレスポンシブが唯一の選択肢か? #inhouseseo
Google のゲイリー・イリェーシュ氏は、8月22日に開催された ISM Spin-off #2 で、このようにレスポンシブ ウェブ デザインをかつてないほどに推奨した。これまでは、「動的な配信」と「別々の URL」を含めた3つのモバイル構成のどれを選択しても構わないと言っていたが方針を変え、レスポンシブ ウェブ デザイン1本に絞った。
モバイル向けページの画像にはalt属性を必ず設定すること。MFIへの切り替えで検索順位に悪影響が出る可能性あり
導入時期が依然として不透明なモバイル ファースト インデックスだが、導入に備えて確実に必要になる対処がいくつかある。そのうちの1つが alt 属性だ。モバイル向けページで alt 属性 をもし省略しているなら、今すぐにでも設定する必要がある。ひとたびモバイル ファースト インデックスへの切り替えが実行されれば、検索結果、特に画像検索結果に悪い影響が出るかもしれない。
Googleモバイルファーストインデックスは準備ができたサイトから順次適用を開始か?
モバイル ファースト インデックスは全てのサイトに対して一斉に導入されるのではなく、準備ができたサイトから順に導入が始まる可能性がある。
別々のURLからレスポンシブデザインに変更するならGoogleのMFI導入前に
モバイルサイトの構成において、「別々のURL」からレスポンシブ ウェブ デザイン への移行を計画しているなら、モバイル ファースト インデックスが導入される前に完了させることを、Google のジョン・ミューラー氏は推奨した。
Google モバイルファーストインデックスの年内導入は困難、早くても2018年にずれ込むことが確実
Google が準備を進めているモバイル ファースト インデックスは、年内の導入は難しそう。早くても来年、つまり 2018 年にずれ込むことが確実な情勢。
Googleモバイルファーストインデックス導入は2017年ではなく2018年にずれ込む可能性も
Googleのモバイル ファースト インデックスは、2017年中には導入されず、2018年にずれ込む可能性が十分に考えられそうだ。エンジニアは年内の導入を目指しているが、サーチクオリティチームのスタッフは難しいと考えている。