GeminiでGoogleビジネスプロフィールを管理可能に、レビュー返信や分析を AI が支援

[レベル: 中級]

Google は、Gemini と Google ビジネスプロフィール(GBP)を連携できるようにします。
この連携により、ビジネス情報、顧客レビュー、質問、パフォーマンスデータに Gemini がアクセスできるようになります。

Google はまた、ビジネス情報を整理し、行動や機会を先回りして提案するワークスペース「Business Notebooks(ビジネス ノートブック)」も導入します。

どちらの機能も今月、グローバルでリリースされる予定です。

GBP を Gemini に接続

認証済みの GBP を、Gemini ウェブアプリにリンクできます。
接続すると、Gemini は、顧客レビュー、質問、パフォーマンスデータといった実際のビジネスコンテキストにアクセスし、それに基づいて直接対応できるようになります。

インサイトと分析

たとえば、「今月のビジネスの状況はどうでしたか?」と尋ねると、Gemini は、検索表示回数、ウェブサイトクリック、ルート検索リクエスト、通話データ、予約を分析できます。
また、過去 90 日間のレビューを確認し、うまくいっている点と改善すべき点を特定するよう依頼することもできます。

レビュー管理

特定のレビューへの返信案を Gemini に作成するよう依頼できます。
Gemini はブランドのトーンに合わせて文章を書き、顧客の実際のフィードバックを参照します。
同じチャットインターフェイスから返信を削除することもできます。

プロフィールの更新

GBP ダッシュボードにログインせずに、Gemini にビジネス情報の更新を依頼できます。

管理できるのは次の情報です。

  • 営業時間(通常の週間スケジュールと、祝日やイベント向けの特別営業時間)
  • 料理メニュー — 飲食関連ビジネス向け:料理名、説明、価格を含むメニューの作成、更新、削除
  • 写真とメディア
  • 屋外席、Wi-Fi、ハッピーアワーのオプションなどのビジネス属性(ビジネスカテゴリによって異なる)
  • 連絡先情報とソーシャルメディアリンク
  • オンライン注文、予約、予約用のアクションリンク

投稿とキーワードインサイト

Gemini は、プロフィール上の更新や特典、イベント投稿を作成、スケジュール設定、公開、削除できます。
また、顧客が自社ビジネスを見つけるために使用している具体的な検索キーワードを提示することもできます。

Business Notebooks で整理された状態を保つ

ビジネス ノートブックは、Gemini 内でチャット、ソース、ウェブサイト、GBP を統合する一元的なワークスペースを提供します。
Gemini はこのコンテキストを自動的に参照するため、中断したところからそのまま会話を続けられます。

ノートブックを開くと、Gemini は、注意が必要な項目を先回りして提示します。

  • プロアクティブなアラート:未回答の顧客からの質問、未設定の祝日営業時間、その他のアクション項目
  • カスタマイズされたおすすめ:地域データに基づく市場機会や、価格設定・ポジショニングに関する提案
  • 実行支援:ツールを切り替えることなく、プロモーションキャンペーンのコンセプトを作成し、パフォーマンス指標を分析

要件と提供状況

この機能は Gemini ウェブアプリ (gemini.google.com) でのみ利用できます。

要件は次のとおりです。

  • 単一の認証済みビジネスプロフィールのオーナーまたは管理者であること(複数拠点アカウントはまだサポートされていない)
  • 個人の Google アカウント でログインすること(職場または学校のアカウントはサポートされていない)
  • 18 歳以上 で、「アクティビティの保存」がオンになっていること

現在、単一拠点ビジネス向けにグローバルで順次展開されています(現状では、EEA と英国を除く)。
対応言語は、日本語・英語・フランス語・ドイツ語・ヒンディー語など 13 言語です。

Gemini と GPB 連携の始め方はヘルプ記事で確認してください。そのほか、Google ビジネス プロフィールを Gemini ウェブアプリで管理する手順や機能の詳細はヘルプ記事で参照できます。

◇ ◇ ◇

プロフィールの充実度やレビューへの返信、定期的な投稿はいずれも、ローカル SEO では重要な要素です。
ランキングに影響する場合もあります。

しかし、それなりの手間ひまがかかるため、特に小中規模のビジネスは、対応を後回しにしていがちです。
こうした作業を Gemini との会話形式で行えるようにすることで効率化が可能です。

今月中にリリースとのことなので、GBP 管理者は利用可能になっているかどうかときおりチェックしましょう。