[レベル: 中級]
Google は、今月(7 月)上旬から段階的にリリースしてきた Search Console の「プラットフォーム プロパティ」を全ユーザーに提供しました。
また、プラットフォーム プロパティの完全リリースに合わせて、活用方法を解説するガイドを公開しています。
ソーシャルメディアの検索パフォーマンスを Search Console で分析
Search Console にログインすると、プラットフォーム プロパティのプロモーションメッセージが表示されるはずです。
新規プロパティの追加から次の 4 つのソーシャルメディア プラットフォームを選択できます。
- TikTok
- X
- YouTube
追加するアカウントの所有者であることの認証を完了すると、プロパティ一覧に追加されます。
⚠️ 認証手順はプラットフォームによって異なる。そのプラットフォーム アカウントの所有者・管理者であることが当然必須。
Google 検索における次のパフォーマンスレポートが提供されます。
- 分析情報
- 検索結果
- Discover
僕の X アカウントの分析情報レポートです。
検索結果のパフォーマンスレポートです。
Discover のパフォーマンスレポートです。
僕が出演している YouTube ミエルカチャンネルの分析情報レポートです。
プラットフォーム プロパティ活用ガイド
プラットフォーム プロパティの追加手順や提供データとともに、活用方法を紹介するガイドが検索セントラルのドキュメントとして新規公開されました。
⚠️ この記事を書いている時点では日本語ページは未公開
たとえば、次のような使い道を紹介しています。
- 検索ユーザーの理解:分析情報レポートを使用して、Google 検索からソーシャル コンテンツや動画コンテンツへのトラフィックをもたらしているクエリ グループのうち、上位、上昇傾向、下降傾向にあるものを特定する。こうした検索語句のテーマを分析することで、ユーザーが何に関心を持っているかを把握でき、次の動画のトピック、キャプション、ハッシュタグ戦略について、データに基づく着想を得られる。
- トレンド コンテンツの発見:24 時間フィルタを使用して、Google 検索から最近の投稿へのトラフィックが急増している箇所を特定する。これにより、トレンドになっているコンテンツを他のプラットフォームでも相互プロモーションできる。
- 複数のプラットフォームの横断分析:複数のプロパティからパフォーマンス データを 1 つのスプレッドシートにエクスポートし、YouTube、Instagram、X、TikTok でコンテンツの成果を並べて比較する。
- 既存のコンテンツの最適化:Search Console を使用し、再び検索流入が増えている過去の動画を特定することで、データに基づいて戦略を立てる。これにより、ソーシャル フィードや動画フィードの上部に固定する候補となる投稿や、パート 2 として展開できる投稿を判断できる。さらに、Search Console のアノテーションを使用すると、YouTube のタイトルや TikTok のキャプションの書き換えなど、外部で行った更新が検索パフォーマンスに長期的に影響するかどうかを追跡できる。
- 形式の比較:たとえば、ページ フィルタや比較モードを適用して動画プレイリストのパフォーマンスを評価したり、短尺動画とフル尺動画の検索トラフィックを比較したりできる。
そのほかの使い方に関してはガイドを参照してください。
◇ ◇ ◇
Search Console のプラットフォーム プロパティにより、SEO の分析対象は自社サイトだけでなく、YouTube や X などの外部コンテンツにも広がります。
検索と Discover からのトラフィックを横断的に分析し、反応の良いテーマを動画制作や投稿の改善に生かすことが、今後の SEO 戦略におおいに役立つでしょう。
