Google Merchant Centerに新機能「AI パフォーマンス分析」が登場、AI検索のクエリ傾向を可視化

[レベル: 上級]

Google Merchant Center に「AI Performance Insights(AI パフォーマンス分析)」レポートが導入されました。
AI Mode や AI Overviews において自社の商品やブランドが競合と比べてどの程度表示されているかを可視化します。

現在は米国の一部アカウントで試験提供中です。

GMC AI パフォーマンス分析ができること

AI パフォーマンス分析は、「Analytics(アナリティクス)」→「Products(商品)」→「AI Performance(AI パフォーマンス)」で確認できます。

このレポートでは、キーワード検索から会話型の複雑な検索経路への移行を読み解き、買い物の検討段階(発見・評価・購入)ごとの傾向を把握することで、商品タイトルや説明文、構造化属性データを最適化するヒントが得られます。

対象となるのは、買い物やブランドの意図を含む、オーガニック検索流入と無料掲載の会話形式の検索だけです。
有料広告のトラフィックは含まれません。

確認できる主な指標は次のとおりです。

  • 自社の表示シェア:自社の商品・ブランドが競合と比べてどの程度表示されているかを示す割合
  • 競合の平均表示シェア:比較対象となる競合全体の表示シェア
  • クエリの頻度(人気度):検索クエリがどの程度使われているかを示す
  • クエリのタイプ:カテゴリ検索、仕様調査、レビュー検索など、クエリの種類を示す

ユーザーが実際に使用したクエリはレポートされませんが、AI 機能内で自社商品が表示されているクエリのグループが提供されます。
クエリ情報がまったく提供されない Search Console の AI パフォーマンスとの大きな違いです。

ショッピングジャーニーは 3 段階に分けて分析されます。

  1. Discovery(発見)
  2. Evaluation(評価)
  3. Purchase(購入)

複雑な質問のクエリは複数の段階にまたがってマッピングされる場合があるとのことです。

ユーザーが検索で重視している商品の機能的利点や、検索需要が高いにもかかわらず自社データで欠落している構造化属性(サイズ、色、素材など)を特定できる点が AI パフォーマンス分析の大きな強みです。

現状、Merchant Center の AI パフォーマンス分析は米国の一部のサイトで利用可能です。
今後数か月以内に、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランドへの提供拡大が予定されています。

Brodie Clark(ブロディ・クラーク)氏が管理する Merchant Center アカウントで AI パフォーマンス分析が利用できるようになっているそうです。
スクリーンショットと所感を X で共有しています。

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Google Merchant Center の新機能「AI パフォーマンス分析」は、AI Overviews と AI Mode における自社商品の表示シェアやクエリ傾向を把握できる画期的なレポートです。

ユーザーの具体的な検索インテント(発見・評価・購入)に基づいたデータが得られるため、商品タイトルや説明文、構造化属性データの最適化において非常に強力な推進力となりそうです。
特に、Search Console では開示されないクエリグループの情報が含まれる点は、今後の EC サイト向け SEO 戦略を立てる上で見逃せない重要ポイントです。

日本での早期公開に期待しましょう。