[レベル: 中級]
Google は、「正規化に関する問題の修正」に関するドキュメントを更新しました。
URL 正規化の変更が反映されるまでにどれくらいの時間がかかるかについて明確な説明を加えています。
再評価には時間がかかる、最長 2 週間
冒頭の段落に次のセクションが追加されました。
💬この記事を書いている時点では日本語ドキュメントは未更新
Fixing canonicalization issues, such as those detailed in the common canonicalization issues section, technically boils down to ensuring that the pages that are clustered together are sufficiently different. Things to keep in mind:
- Re-evaluation takes time: Even after fixing content issues, Google might hold pages in a duplicate cluster for up to two weeks.
- Content difference matters: Pages will generally split out faster if the difference between the new content and the other clustered pages is clear and significant.
Once you fix the content issues, you can use the Request Indexing feature in the Search Console URL Testing Tool to ask Google to re-evaluate the pages that are clustered. However, because this feature is subject to quotas, reserve it for your most important URLs.
日本語に訳します。
一般的な正規化の問題のセクションで詳しく説明されているような正規化の問題を修正するには、技術的には、同じクラスターにまとめられているページ同士に十分な違いがある状態にする必要があります。留意すべき点は次のとおりです。
- 再評価には時間がかかる:コンテンツの問題を修正した後でも、Google がページを重複クラスターに最長 2 週間保持することがあります。
- コンテンツの違いが重要:新しいコンテンツと、同じクラスターに含まれる他のページとの違いが明確かつ大きいほど、通常はページがより早く別のクラスターに分離されます。
コンテンツの問題を修正したら、Search Console の URL 検査ツールにある「インデックス登録をリクエスト」機能を使用して、クラスターにまとめられているページを再評価するよう Google に依頼できます。ただし、この機能には割り当て上限があるため、最も重要な URL に限って使用してください。
Google に重複ページと判断されないようにするためには、各ページの内容に明確かつ十分な違いを持たせる必要があります。
少し表現を変えるだけでは不十分です。
修正後も再評価には最長 2 週間ほどかかる場合がある点には注意が必要です。
また、Search Consoleの「インデックス登録をリクエスト」には、利用上限があるため重要な URL に絞って使うことが推奨されます。
「最長 2 週間」というのは、おそらく初めて公表された情報ではないでしょうか?
そこそこ長い時間のように思えます。
クラスターとは
ついでに、クラスター (cluster) について補足します。
クラスターとは、単に、同じ、または非常によく似たコンテンツを持つサイト内のページ群のことです。
Google がウェブサイトをクロールし、まったく同じ内容を表示する複数の URL を見つけると、それらを完全に別々のページとして扱うのではなく、1 つの「重複クラスター」にまとめます。
「クラスタリング (clustering) する」と表現することもあります。
Google がクラスターを処理する仕組みを簡潔に説明すると次のようになります。
- 代表を選ぶ:Google はクラスター内から 1 つの URL だけを主要なバージョンとして選ぶ。このバージョンを 正規 URL (canonilal URL) と呼ぶ。通常、検索結果に表示されるのは正規 URL。
- リソースを節約する:Google は主要な「代表」URL を定期的にクロールする。一方、クラスター内のその他の重複 URL については、サーバーへの負荷を避けるため、クロール頻度を大幅に下げる。
- クラスターから抜ける:ページをクラスターから外したい場合は、コンテンツが明確に異なり、独自性のあるものになるよう更新する必要がある。修正後、Google がそのページを再評価し、独立した別の検索結果として分離するまでに最長 2 週間 かかることがある。※ 今回ドキュメントに追加された部分
クラスタリングされるページの一般的な例には次のようなものがあります。
- モバイル版と PC 版:
example.comとm.example.com(コンテンツは同じで、レイアウトが異なる) - セキュリティの違い:まったく同じページの
http://版とhttps://版 - トラッキングコード:ユーザーがリンクをクリックした際に、末尾へ追加のトラッキングパラメータが付与される商品ページの URL
要するに、クラスターとは、Google が重複ページをまとめ、1 つの主要なバージョンだけを処理すれば済むようにする仕組みです。
