URL検査ツールでインデックスされているURLがカバレッジレポートで[クロール済み – インデックス未登録]になるのは更新が遅いから

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Search Console のカバレッジ レポートで [クロール済み – インデックス未登録] になっている URL を URL 検査ツールで検証すると、実際には正常にインデックスされているケースがあります。

この現象が発生する理由を、Google 検索セントラルの Twitter 公式アカウントが説明しました。

更新頻度の違いが原因

カバレッジ レポートと URL 検査ツールの状態に乖離が発生するのは、更新頻度の違いが原因とのことです。

URL 検査ツールで取得した状態のほうがより新しいものになります。
カバレッジ レポートと異なる場合は、URL 検査ツールのほうが信頼性が高くなります。

カバレッジ レポートのデータは、インデックスの状態に変化が発生すると数日以内にその変化をレポートに反映するようになっているそうです。

タイムラグをなくし、ほかのレポートとそろったデータを提供する方法を模索するつもりだとも Google は付け加えています。

更新頻度の違いが理由とのことで、仕様と言えば仕様です。
ところが、数年前に公開したページが [クロール済み – インデックス未登録] になっていて、URL 検査ツールではきちんとインデックスされているのはちょっと合点がいきません。
仕様ではなく、不具合を疑ってしまいます。