Google SEO

マット・カッツが隠していた?、パンダ・アップデートのアルゴリズム更新を実行済み (2012/09/27)

9月27日にGoogleがパンダ・アップデートを更新していた。今回の更新はしばらく続いていたデータを最新の状態にするだけのリフレッシュではなく、パンダ・アップデートのアルゴリズム本体の更新を伴う。影響は比較的大きめで英語のクエリの約2.4%に影響を与える。EMDアップデートとほぼ同時に実行されていたがマット・カッツは隠していた。

不正なリンクに関する品質ガイドラインをGoogleが更新、相互リンクページ・低品質ディレクトリ登録・脈絡のないアンカーテキストはNG

品質に関するガイドラインを含むウェブマスター向けガイドラインとそれに関連するいくつかのガイドラインをGoogleはいっせいに更新した。付随する「リンク プログラム」のガイドラインにも同じタイミングで更新が入っている。ディレクトリ登録やサイトワイドのリンク、記事中からの脈絡のないアンカーテキストでのリンクなど品質ガイドラインに違反するリンクの説明がより詳しくなった。

最新のコンテンツを上位表示するGoogleの「QDFアルゴリズム」はどんなサイトに対しても重要なのか?

「QDF (Query Deserves Fressness)」と呼ぶ、より新しいタイムリーな情報を検索結果の上位に表示するというアルゴリズムがGoogleには存在する。QDFがどのくらい重要なのかをGoogleのマット・カッツ氏が説明した。

EMDアップデート: 低品質な完全一致ドメインの評価を下げるようにGoogleがアルゴリズムを変更

Googleは、低品質の「Exact Match Domain」(完全一致ドメイン)が検索結果の上位に出てこないようにするようにアルゴリズムを更新した。Exact Match Domainとは検索されるであろうキーワードをそのまま使ったドメイン名のこと。質が低いにもかかわらず完全一致ドメインのサイトのページがしばしば上位に表示されていた問題に対処するため。

Google、GoogleトレンドとInsights for Searchを統合

Googleは、GoogleトレンドとGoogle Insihgts for Search(インサイト フォー サーチ)を1つのツールとして統合しデザインを一新した。新生Googleトレンドも検索ボリュームの動向や関連キーワードの調査に役立つ。

米国議会の常任委員会がGoogleとBing、Yahooにウェブスパムの調査と対策を依頼

アメリカの上院議院の常任委員会の1つ、「上院通商・科学・交通委員会」がGoogleとBing、Yahoo!の大手検索エンジン企業に対して検索結果を不当に操作しているサイトの調査と対策を依頼する書簡を送っていたことが明らかになった。指摘対象となったサイトは不正なリンクによりサイトを上位表示させ消費者に不利益を与えていた。

再審査リクエストを繰り返し何回送ってもウェブスパムチームには見てもらえない

「再審査リクエストの合否の連絡が来ないからといって何度も送り直してもGoogleのウェブスパムチームはそれらをすべて見ることはない。」とGoogleのジョン・ミューラーが説明した。すでに送信した再審査リクエストが処理される前に新たに再審査リクエストを送信した場合、通常は、同じものの繰り返しとして受け取られ返信はないとのこと。

ブラジルの元Google社員が答えたSEOに関する8つの質問

以前にブラジルのGoogleのサーチクオリティチームで働いていたペドロ・ディアス氏がSEOに関する質問に回答した。nofollowリンクやアンカーテキスト、リンクの重要性などリンク周りの質問が多い。

Google、「リッチスニペットテストツール」を「構造化データテストツール」に名称変更、UIを一新し日本語表示も可能に

Googleはリッチスニペットテストツールを大きく改良した。主な改善点は3つ。名称を「Structured Data Testing Tool(構造化データ テストツール)」に変更。ユーザーインターフェイスと結果表示を一新。日本語を含む英語以外の言語にも対応。簡単にテストできるブックマークレットも紹介する。

Google、ウェブマスター向けガイドラインを更新。公開前のバージョンをうっかりアップロード?

Googleはウェブマスター向けガイドラインの内容を更新した。Googleでのサイトの検出、クロール、インデックスに関するベストプラクティスが説明されている。ウェブスパムに対する手動処置が厳しさを増しているなか「品質に関するガイドライン」は特に入念に読んでおくことを強く推奨する。ちなみに最終段階ではないバージョンを不手際により公開してしまったらしい。