[対象: 全員]

ブラジルのGoogleのサーチクオリティチームに以前勤めていたPedro Dias(ペドロ・ディアス)氏という人がいます。
現在は、Search Quality Allianceという名の組織で他の元Google社員と共に検索エンジンの品質向上、健全化に取り組んでいます。

そのディアス氏が、あるSEOフォーラムで投稿のあったSEOに関する質問の回答をSearch Quality Allianceのブログで公開しました。

そのなかから、僕たちにとって役に立ちそうなQ&Aを8個抜粋してこの記事で紹介します。

Q1 : nofollowリンクは多少なりとも検索結果に影響しているのか。(nofollowが付いていない)通常リンクとnofollowリンクの割合いは重要か。たとえば、もし通常のリンクが100%だったらそれはスパムの兆候になってしまうのか。

A1 : そのリンクが存在するページの関連性を測る目的の「テキスト」としては評価の対象になるが、質問の意図である「リンク」としては影響しない。ランキングを測る目的ではnofollowリンクは考慮に入れられない。
通常リンクまたはnofollowリンクが「多すぎる」・「少なすぎる」のがどんな状態なのかをみなす基準があるとは思えない。
nofollowリンクだけ、通常リンクだけ、あるいは両方が混在しているかどうか、それだけでスパムの合図になるわけではない。

Q2 : スパム警告を受けないリンクの種類の比率はどんなか。たとえば、ブランドが40%でURLが20%、画像が10%、キーワードが15%、無関係のキーワード(ここをクリックや参照など)が15%のようにだ。

A2 : スパム警告を受けないようにする理想的な割合いはユーザーのためにコンテンツを作って自然にリンクすることだ。アンカーテキストにとらわれてはいけない。魔法のようなあるいは科学的なパーセンテージや事実に意識を向けるのではなく(ユーザーに)読んでもらいたいように書くことだ。

Q3 : 同じキーワードのアンカーテキストばかりだとスパムだとみなされてそのキーワードでのランキングに悪影響が出るか。

A3 : 故意に欺こうとしているのでなければ同じキーワードのアンカーテキストでもネガティブな要因として見られることはないだろう。だが現実問題として、何かについて言及するときにすべての人がまったく同じ言葉を使うことがあり得るだろうか?
こういったことをすべて考慮に入れると、不自然なやり方で集めたリンクは将来的に問題を引き起こすかもしれない。

Q4: トップページと内部ページに張られるリンクに理想的な比率はあるか。トップページよりも内部ページにたくさんのリンクを集めたほうがいいのか。

A4: 記事や商品・製品について言いたいことがあるような特定のケースを除けば、大多数の人はトップページにリンクを張るだろう。このパターンというのは自然に形成される分布になっていなければならない。どんなニッチなサイトであったとしてもユーザーの属性は異なるし当然行動の仕方も異なるから理想的な割合いはない。

Q5: ペンギンの導入後、リンクの重要性は低下したのか。内部的な要素とソーシャルシグナルがあれば上位表示には十分なのか。それともサイト間の違いは依然としてリンクに基づいているのか。

A5: ペンギンは、リンクだけではなくあらゆる種類のウェブスパムを対象にしてアルゴリズム的に対応を強化したものだ。ターゲットになったもっとも多くの不正行為がたまたまリンクだったので、ほとんどのSEO関係者がペンギンとリンクを結びつけてしまったのだ。
すばらしいコンテンツを持つサイトが、数百あるいは数千のリンクを持つサイトよりも数は少ないけれど質の高いリンクで上位表示しているのを見てきている。ランキングがリンクだけに基づいていないことは明らかだ。

Q6 :リッチスニペットを導入するとGoogleにより良く見てもらえるか。リッチスニペットがあるサイトをより良くGoogleは理解してくれるのか?

A6 : 直接の影響はないだろうと考える。しかしすべてのデータがセマンティック マークアップに含まれているのでより完全な情報をGoogleは得ることができるだろう。リッチスニペットは、情報を評価するだけでなくユーザーが(検索結果で)見る点でも重要だし役に立つ。

Q7: デザインが貧相で内容に乏しいサイトが、構成はいいのにリンクが少ないサイトよりも上位表示するのはなぜか。ユーザーエクスペリエンスやコンテンツよりもバックリンクを重視しているGoogleの姿勢の現れか。

A7: 具体的な情報なしでは答えられない問いだ。長期的な展望を見据えてどのくらい長くビジネスを続けたいのか決めなければならない。リンクは操作されやすい。これは秘密でも何でもない。ほとんどの検索エンジンは不正な行為をすぐには見抜けない。だからと言ってそれがいい戦略だということではない。
不正なリンクだけで生き延びている貧相なサイトよりも、良いコンテンツと良いデザイン、あらゆることがユーザーエクスペリエンスのために考えられてるサイトのほうが明るい未来と成功を手にできるろう。

Q8: リンクやアンカーテキストに基づいたアルゴリズムの代わりにユーザーエクスペリエンス(直帰率やソーシャルメディア、Google+など)だけに基づいたアルゴリズムを将来的に使いたがっているのか。

A8: Googleは、その方向に動こうとしているし簡単に操作されやすいものからは離れようとしている。だから将来的にはリンクをそんなに重要視しないようになるかもしれない。
だがリンクが放棄されるということではなくて、もっと良い、信頼できるシグナルの融合をGoogleが見つけるにつれて徐々に比重が下がっていくだろうということだ。

以上です。

ブラジルのGoogle社員が表に出てくるというのはなかなか珍しいかもしれませんが、ディアス氏はGoogle社員の時代からけっこういろいろな役に立つ情報を発信してきています。

今日紹介したQ&Aも参考になったのではないでしょうか。

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