Googleのマット・カッツ氏によるPubCon Las Vegas 2011でのスピーチをレポートする。2011年にGoogleが取り組んできたのは低品質サイトとコミュニケーション。そして近い将来・遠い将来のトレンドを予測した。モバイル・ソーシャル・ローカル、さらに賢くなったGooglebotなど。
Google SEO
Googleパーソナライズ検索の詳細解説×7項目
「パーソナライズ検索」の詳しい中身をGoogleの社員がインタビューで語った。「パーソナライズ」と「コンテキスト」は違う、直前の検索にも影響を受ける、ソーシャル要因もパーソナライズに利用される、パーソナライズが働く範囲は小さく変更も限定的、&pws=0でオフにできる、など計7項目の重要ポイントを紹介。
Googleが大規模アルゴリズム変更を実施、新しいコンテンツを評価、全検索の35%に影響
Googleは新しいアルゴリズムの導入を実行した。「Freshness」(新鮮さ)をより高く評価するアルゴリズム変更だ。ホットな話題や定期的に開かれるイベント、頻繁に更新する情報など「新しい」情報が常に求められる検索では、新しいページが上位表示されやすくなる。与える範囲は大きく、全検索の35%に影響するとのこと。
FacebookのコメントをGoogleがインデックスし始めた
Javascriptによって外部サイトに表示されているフェイスブックのコメントをGoogleがインデックスし、そのサイトのコンテンツとして検索結果に表示し始めた。Googleのマット・カッツ氏によれば、今のGoogleはAJAXやJavascriptを実行して動的コンテンツもいくらかインデックスできるようになってきているそうだ。
クロスドメイン(ドメイン間)の重複コンテンツ発生をGoogleウェブマスターツールが通知
ドメイン間(クロスドメイン)で発生する重複コンテンツにより検索結果から除外された場合にGoogleウェブマスターツールのメッセージセンターに通知が届くようになった。不意に重複コンテンツ扱いされてしまったときに原因を知る情報源として期待できる。
コンテンツ著者情報にプラスしてGoogle+の情報が検索結果に出てきた
Googleの検索結果に表示されるコンテンツ著者情報にGoogle+の情報が加わった。Google+でサークルに入れているユーザーの数、投稿に対するコメントの数、サークルへの追加ボタンも検索結果に出てくる。検索品質向上というよりもGoogle+の普及を拡大しようとする意図の表れか?
Google、コンテンツ著者をメールアドレスで確認可能に。rel=“author”の設定は不要
コンテンツとこの著者を関連付ける設定がメールアドレスの確認でできるようになった。以前はrel=“author”の属性指定やパラメータ追加など複雑な設定をしなければならなかった。コンテンツと著者情報が結びつくとGoogleの検索結果にコンテンツ作成者の名前と写真が表示される。
Googleはどうやってオリジナル記事とコピー記事を判別するのか
同一のコンテンツがウェブ上に複数存在した場合、Googleはどうやってオリジナルを判断するのだろうか? マット・カッツによれば、最初に発見した時間と場所、PageRank、rel=“canonical”タグ、サイトレベルの評価などが関係してくるとのこと。
GoogleはSEOをスパムとみなしているのか?
Googleのスパムハンター隊長、マット・カッツが「SEOはスパムか?」という質問に回答した。一言で言えば答えは「No」。検索エンジンがより良い検索結果を返すことを手助けする施策は決してスパムではない。
Googleが1日に処理する検索は10億回、今まで結果を返した検索キーワードは4,500億種類 〜 Googleを表す数字あれこれ
検索エンジン業界の覇者、Googleを象徴する数字を紹介。毎日Googleで行われる検索は10億、ユニークなクエリは4,500億、インスタントプレビューがロードするのにかかる時間は10分の1秒、クエリが移動する距離は1,500マイルなど。
