SMX Advanced 2011でGoogleのマット・カッツが数々の質問に回答した。その時の模様と、直接得てきた情報を公開。パンダ・アップデート、rel=“author”タグ、Google +1、日本のスパム対策など。
Google SEO
SMX Advanced Seattle 2011 フォトギャラリー
6/7・8に米シアトルでSMX Advancedに参加したときの写真集。Googleのパンダとのツーショットあり。
携帯サイトへのリダイレクトは301でも302でもOK & パンダ・アップデートはモバイル検索にも導入
携帯用ページへ振り分けるときは301リダイレクトと302リダイレクトのどちらを使ってもよい。Googleはどちらか片方を推奨するということはない。パンダ・アップデートはモバイル検索にも導入されている模様。Googleのジョン・ミューラーが回答した。
Google +1(プラスワン)ボタンが表示されないときの対処法 & クリック計測方法
公開されたばかりの「Google +1 ボタン」だが、一部のブラウザでは表示されない。HTML5のコードを利用することで対処可能。利用状況をGoogleアナリティクスのイベントトラッキングを使って計測する設定も紹介する。
Googleが「+1」(プラスワン)ボタンを一般公開
気に入って友だちにススメたいウェブページにマークを付けられる、Googleのサービス「+1(プラスワン)」のボタンが一般公開された。繋がりのある友だちが+1を付けたページはパーソナライズ検索の結果に影響を与える。Googleがまた一歩ソーシャルと検索の融合に踏み込んだ。
Googleは、Gmailからのデータをランキングには利用していない
そのドメインから送信されたメールに対するGmailユーザーの利用状況をGoogleは検索順位の指標としては利用していないと、マット・カッツが断言した。また手動ペナルティを与えたサイトから再審査リクエストがあったときは、内容がなんであれ該当サイトを必ずチェックするとのこと。
URLをスニペットの上に表示する検索結果をGoogleがテスト中
検索結果のURLはスニペットの下に表示される。しかしGoogleはスニペットの上にURLを表示するバケットテストを行っているようだ。
スマートフォン用ページに振り分けるときはrel=”canonical”を設定する
デスクトップPC用ページとは別にスマートフォン専用のページを準備していてリダイレクトで振り分けているときは、重複コンテンツの発生を防止するためにrel=“canonical”タグで正規化しておくといい。
Googleのマット・カッツがあなたの疑問に生で答えた
Googleのマット・カッツがライブ配信でウェブマスターからの質問に生で回答した。そのなかから有用な情報を10個選りすぐってピックアップ。パンダ・アップデートやh1タグ、流行っているスパム、Google +1のアルゴリズム適用など。
「パンダ・アップデートはまだ日本語サイトには導入されていない」 from Ask Matt! on YouTube
パンダ・アップデートは世界展開しているが、英語サイト・英語検索だけが対象。他の言語への導入はまだ始まっておらず、時期も未定。YouTubeでライブ配信したQ&Aで、GoogleのMatt Cuttsが明らかにした。