SMX Advanced Seattle 2011 フォトギャラリー

先週お伝えしたように、6月7・8日に米シアトルで開催されたSMX Advancedに参加してきました。

SMX (Search Marketing Expo)は、Search Engine Landを運営するThird Door Media, Inc.が主催する検索エンジンマーケティングのカンファレンスです。

僕が執行役員をやっている(株)セルフデザイン・ホールディングスの海外研修の一環として、古澤CEOの特命を受けて遠征してきました。

セッションレポートは別の記事でまとめるとして、まずは恒例の記念写真集です。

会場前の道路の歩道ではウェルカムボードが出迎えてくれます。
ウェルカムボード

会場の入口です。
エントランス

始めに登録を済ませます。
前日の夕方から受け付けが始まってます。
レジストレーションカウンター

登録を済ませると、参加バッジとセッションガイド、バックパック(注:「リュックサック」ではありませんw)、そして記念品(今回はマウスパッドとかコースターとか)がもらえます。
参加バッジとバックパック

「腹が減っては戦はできぬ」ということで、朝食で腹ごなし。
ベーグルにマフィンなどのパン系、バナナやリンゴなどのフルーツにヨーグルト、今年はゆで卵がありました。
シアトルだけあって、コーヒーはスターバックス製です。
ブレックファスト

SEOやPPC、ローカル検索などテーマごとに分かれて、4つの会場でセッションが走ります。
たいていのカンファレンスは3日間なのですが、Advancedは2日間なので数は少なめです。
セッションボード

キーノートスピーチやSEO系のセッションで使われるメインホールです。
メインホール

僕はスピーカーとスクリーンがよく見えるように前から2列目にずっと陣取ってました(前2列にはコンセントもある)。
メインホール

人気のあるセッションは満席で立ち見も出るほどです。
満員のセッション

セッションは通常、1人がモデレータ(司会進行)、複数のスピーカーが持ち時間の中でプレゼンします。
このセッションのモデレータは、Vanessa Fox(ヴァネッサ・フォックス)さん。
以前はGoogleのウェブマスターセントラルチームで働いてました。
今は、Search Engine Landのエディタ、Nine By Blueの代表です。
セッションスピーカー
ヴァネッサさんはとっても親切で優しい雰囲気の女性です。
SMX Westのときに東日本大震災で帰れなくなってシアトルで足止めを食らった際、いいホテルがあるかTwitterで聞いたらちゃんと返信してくれました。
もちろん感謝の言葉を伝えてきました。

プロジェクタに映しだされたスライドです。
プロジェクタ

セッションが終わっても熱気は冷めません。
セッション終了後

キーノートスピーチに続く、SMX主催代表のDanny Sullivan(ダニー・サリバン)氏とBingの検索ディレクター、Stefan Weitz(ステファン・ウェイツ)氏のトークです。
Danny SullivanとStefan Weitzのトーク

ダニーと会うのは今回が3度目。
ダニーから、びっくりするようなメールをもらったのはもう4年近くも前のことです。
あの時は、まさか会って話ができるとは思ってもなかったですね。
ダニーと記念撮影

SMX Advancedのいちばんの目玉セッション、「You&A」ではGoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏にダニーがきわどい質問を次々とぶつけます。
ダニーとマット・カッツ

ダニーとマットは、ペアで特注のデッキシューズを履いてました。
いくら僕でもこれは欲しくないですね。
ペアのGoogleデッキシューズ

ダニーとマットの間に写っている白と黒の物体に気が付きましたか?
初めて人前に姿を表した「パンダ」です。
Googleパンダ
愛らしい姿ですが、低品質と判断したサイトを容赦なしにバシバシ蹴散らすのが彼(彼女?)の正体です。

さすがにマットにはよくなついてます。
パンダとマット・カッツ

Googleパンダに遭遇した初めての日本人ということで、おそるおそる僕も抱っこしてみました。
柔らかくてフワフワしてました。(笑)
パンダと鈴木謙一
僕たちにとっては、上野のパンダよりGoogleのパンダのほうが人気者なので早く日本にも来るように伝えておきました。
こんなことなら笹を持ってけばよかったですね。

SMXの特徴の1つに、スピーカーや検索エンジン会社の人と同じ円卓でランチを食べられるプログラムがあります。

事前の予約が必要ですが、Googleのエンジニアとランチしながら直接会話ができるスバラシイ企画です。

席に荷物を置いて、ビュッフェ形式の食事をよそって戻ってくると、正面に座っていたのは何とMatt Cutts!!!
マット・カッツとランチ
予約したときはウェブマスターセントラルの女性(名前忘れた)がいることになってたんです。
たしかに彼女もいましたが、マットがいたらもうどうでもいいです。
みんながマットの話に釘付けです。

マットから聞いたことは別記事でまとめます。
すっかり顔も覚えられて、マットの追っかけみたいになってる気がしますがみんなの役に立ってるはずだからよしとしましょう。
マット・カッツと記念撮影

2日目にランチしたのは、GoogleのRiona Macnamara(リオナ・マクナマラ)さん。
ヘルプのドキュメントを書いています。
たとえばGoogleウェブマスターツールの使い方とか、よくある質問の回答だとか、そういうのを作成する「ライティング」のプロです。
リオナ・マクナマラ
マットと違ってアルゴリズムに直接関る職種ではないのすが、いくつか聞きたいことが聞けました。

展示ホールにはSEMに関係する企業のブースが並びます。
エグジビション

アメリカではBingは元気です。
Bingのブース

Web担当者ForumでおなじみのSEOmozのブースです。
右の奥に見える男性は、SEOmozの共同創設者でCEOのRand Fishkin(ランド・フィッシュキン)氏です。
SEOmozのブース

去年のAdvancedに参加したときに、SEOmozのオフィスに見学に行きました。
その時にランドに会っていて、彼は僕のことを覚えていてくれました。
ランドと記念撮影

「日本でSEOセミナーをやってよ」とランドに頼んでいるその時、ノッシノッシと現れたのは、

SEOmozのマスコットキャラクター、Roger(ロジャー)。
あまりにも突然だったのでいいアングルから写真を撮れませんでした。
正面から見ると、こんな感じです。

最後のセッションは、名立たるSEOエキスパートたちがウェブマスターからの質問に答える「メガ・セッション」。
例年はこのセッションも盛り上がるのですが、今回はやや物足りなさを感じました。
メガ・セッション

とはいえ、2日間はあっという間でした。
帰りはサンキューボードが見送ってくれます。
See you.
もう来年のスケジュールが出てますね。

シアトルは天気が良くないことが多いようですが、今回に限って言えばそんなことはぜんぜんなくてすがすがしい陽気でした。
シアトルには3回目(空港利用とホテルの宿泊だけを合わせると4回目)の訪問で、僕はすっかりシアトルが気に入ってます。
シアトルはホント素敵な街です。

来年のSMX Advanced 2012はあなたも一緒に参加しませんか?