昨日、YouTubeのライブ配信で約3時間にわたり、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)がウェブマスターからの質問に回答しました。

Ask Matt Cutts

パンダ・アップデートが英語以外の国ではまだ導入されていないことを主として書いたのが昨日の記事です。

その他の回答について、役立ちそうなものをまとめました。
参考にしてください。

● ウェブスパム対策
今数が増えているのは、ゴミコンテンツを自動で大量生成するスパム。スクレイピングでコンテンツを作成するのもある。ガイドラインに違反する明らかなスパム。アルゴリズムと手動の両方で力を入れて対処している。
※ワードサラダとか、ゴミページを作られるのはホント迷惑です。

● Google +1
Google +1 のデータには非常に注目している。ランキングのシグナルとして使うかどうかはまだ分からないけれど、可能性としてはとても高いように思える。
ブロックリスト機能は、信用性を確認できれば実際にパンダ・アップデートで使い始めている。
※Google +1は近いうちにGoogle.com以外にも導入予定です。

● 相互リンク
相互リンクは悪いわけじゃないけど勧めない。良いコンテンツを作ればリンクは自然と集まるからベストな方法ではない。やり過ぎはNG。
※Googleの立場として相互リンクを推奨したりはしないですね。

● パンダ・アップデートとペナルティ
パンダ・アップデートはペナルティではなく(ランキングを決める)アルゴリズム。ウェブスパムチームによるものではなく検索品質チームによるもの。連携はしてるが、もともとは検索品質チームが開発を始めた。手動で例外設定はしない。
バージョン2のように改良を続けているし、2.1と呼ばれるような小さな調整も加えている。まだ完全ではないし、不平不満があるのも知っている。これからも改良を続ける。
※パンダ・アップデートでペナルティというのは存在しません。

● Googleアナリティクスのデータ利用
Googleアナリティクスのチームと検索のチームは別だからGoogleアナリティクスのデータを使うことはない。同じようにGoogleのパブリックDNSのデータもプライバシーポリシーも従って使っていない。同様にAdWords広告を使ってもランキングは上がらない。これらは全部検索とは分離している。
※何度も言ってることですね。

● JCPennyのペナルティ解除
ガイドラインに違反したJCPennyは一生懸命になって違反を修正した。懲罰的になるつもりはなくて、ペナルティ期間の3ヶ月が過ぎたからペナルティを解除した。
Googleは、大きい企業だろうが小さい企業だろうが厳格に取り扱う。

● h1タグ
h1タグは1個で十分。H1タグをそれほど重視していない。たとえばテキストを全部h1タグで囲って、スタイルシートでh1タグの中身を普通のテキストに見えるようにしても意味はない。
※ランキングの指標(=SEO)としては重要じゃないということ。「見出し」としての本来の役割を果たすh1タグはあったほうがいいに決まってます。

● 質の低いコンテンツ
単語を入れ替えたくらいの、かぶるようなコンテンツを何千も何万も作るのは”Shalow Content”(質の低いコンテンツ)のサインになる。
※単にページ数が多いボリュームのあるサイトの評価が高いというのは昔の話。「質」が問われるのが今です。

● IPアドレス
IPアドレスは国を識別する指標として使われる。たとえばフランスのユーザーが検索したときに、フランスのサイトを返すのに役立つ(これだけを指標にはしていない)。
260,000のポルノサイトが1つのIP(サーバー)でホストされていて、その所有者が1人だけならそのIPに対して何らかのアクションを起こすことはありえるけど、そういうのはごく稀。共有サーバーを使ってるのは分かってるから心配しなくていい。

● Googleウェブマスターツール
手動ペナルティを与えたときはGoogleウェブマスターツールでもっと情報を伝えるようにする。再審査リクエストについても、リクエストが受け付けられたか通知したりして改良していく。英語のメッセージが届くこともあるけれど、他の言語にも訳していく。

「今、何人見てる?」というMatt Cuttsの問いかけに「700人です」という声が返ってきていました。
事前のアナウンスがあればもっと多かったはずです。
僕もその700人の1人だったわけですが、途中からしか参加できず最初から見れていたらと残念に思います。

1人1人のウェブマスターにGoogleが個別に対応することは現実的に不可能です。
なので、こういう機会を設けてくれて普段聞けないことを聞けるのは嬉しいことです。
またやってほしいですね。

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