Googleウェブスパムグループの隊長、マット・カッツ氏は、アルゴリズムの変更と手動でのペナルティ処置を今年はたくさん実行してきたとTwitterでコメントした。確かにそのとおりで、Googleのウェブスパム対策は明らかに厳しさを増してきている。今後もこの流れは続くだろう。
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Googleのアルゴリズム更新ラッシュ、今度は「ページ レイアウト アルゴリズム」を更新
Googleのマット・カッツは、ページ レイアウト アルゴリズムを更新したことをツイッターでアナウンスした。与える影響は、英語の検索においては変化に気付く程度として0.7%以下。EMDアップデート導入とパンダ・アップデート更新、ペンギン・アップデート更新に続いてメジャーなアルゴリズムが更新された。更新ラッシュといえる。
Googleの9月の検索品質改善は22個、でも2つの重要なアルゴリズム更新が抜け落ちている。
8・9月に実行した検索品質改善をGoogleはInside Searchブログで公表した。この記事では9月分の22個を紹介する。しかしこの22個には9月に導入された重要なアルゴリズム更新の「EMDアップデート」と「パンダ・アップデート20」が含まれていない。果たしてその理由は?
Google、8月と9月に行った検索品質改善を公表。目立った更新や変更はなし。
Googleは、8月と9月に実行した検索品質の改善をInside Searchブログで公表した。この記事では8月分の35個を紹介する。パンダ・アップデートのデータ更新やリンク評価の改善フレッシュネスアルゴリズムの改良などがあるが特筆すべき改善はないように思える。
Google、ペンギン・アップデート3を実行。予想とは裏腹に大変動は発生していない模様。
Googleは、2度目となるペンギン・アップデートの更新を実行した。データのリフレッシュのみでアルゴリズムは変わっていない。大きな順位変動をもたらすだろうという予想に反して小規模な影響にとどまっている。英語やフランス語、イタリア語などには導入が完了している。全言語に導入予定のようだが日本語がどうなっているかは不明。
マット・カッツが隠していた?、パンダ・アップデートのアルゴリズム更新を実行済み (2012/09/27)
9月27日にGoogleがパンダ・アップデートを更新していた。今回の更新はしばらく続いていたデータを最新の状態にするだけのリフレッシュではなく、パンダ・アップデートのアルゴリズム本体の更新を伴う。影響は比較的大きめで英語のクエリの約2.4%に影響を与える。EMDアップデートとほぼ同時に実行されていたがマット・カッツは隠していた。
不正なリンクに関する品質ガイドラインをGoogleが更新、相互リンクページ・低品質ディレクトリ登録・脈絡のないアンカーテキストはNG
品質に関するガイドラインを含むウェブマスター向けガイドラインとそれに関連するいくつかのガイドラインをGoogleはいっせいに更新した。付随する「リンク プログラム」のガイドラインにも同じタイミングで更新が入っている。ディレクトリ登録やサイトワイドのリンク、記事中からの脈絡のないアンカーテキストでのリンクなど品質ガイドラインに違反するリンクの説明がより詳しくなった。
最新のコンテンツを上位表示するGoogleの「QDFアルゴリズム」はどんなサイトに対しても重要なのか?
「QDF (Query Deserves Fressness)」と呼ぶ、より新しいタイムリーな情報を検索結果の上位に表示するというアルゴリズムがGoogleには存在する。QDFがどのくらい重要なのかをGoogleのマット・カッツ氏が説明した。
EMDアップデート: 低品質な完全一致ドメインの評価を下げるようにGoogleがアルゴリズムを変更
Googleは、低品質の「Exact Match Domain」(完全一致ドメイン)が検索結果の上位に出てこないようにするようにアルゴリズムを更新した。Exact Match Domainとは検索されるであろうキーワードをそのまま使ったドメイン名のこと。質が低いにもかかわらず完全一致ドメインのサイトのページがしばしば上位に表示されていた問題に対処するため。
Google、GoogleトレンドとInsights for Searchを統合
Googleは、GoogleトレンドとGoogle Insihgts for Search(インサイト フォー サーチ)を1つのツールとして統合しデザインを一新した。新生Googleトレンドも検索ボリュームの動向や関連キーワードの調査に役立つ。