独Googleサーチクオリティチームに所属するGoogle社員氏がリンク否認ツールの使い方について、あるサイト管理者からの質問に回答した。重要なポイントが3つある。問題となるリンクのデータ元、不自然でないリンクを報告してしまったとき、サイトワイドでの非承認。
Google Search Console
ウェブマスターツールに2つの不具合が発生中: URLパラメータ&メール転送
Googleウェブマスターツールに2つの不具合が現在発生している。「URLパラメータ」と「メール転送」。Googleは問題を認識しているので修正を待つこと。
否認されたリンクがウェブマスターツールに表示されるのは正常なのか?
否認したはずのリンクがGoogleウェブマスターツールの「サイトへのリンク」レポートに出続けるのは仕組み上正常な現象。実際に取り除かない限りは否認したリンクもレポートに出てくる。
リンクの否認ツールを使った不自然リンク警告の解除事例【海外編】
リンクの否認ツールを利用して不自然なリンクに対する手動対応の解除に成功した海外の事例を紹介する。注目したいのはツールの使い方だ。一般的に知られているのとはやや異なる方法を用いている。
同じURLを複数のサイトマップに書いて送信しても問題ない
「同じURLを複数のサイトマップで送信することによって問題が起きることはない。普通にあること。」とGoogleのジョン・ミューラー氏が説明。もっとも1つのURLを何回送ってもクロールやインデックスに何か作用することはないし合計数も重ねて計算されるので1回の送信で十分とも。
トラブルを起こさないためのGoogleウェブマスターツールのサイト所有者確認のコツ
Googleウェブマスターツールのサイトの所有者の適切な確認方法を英語版のウェブマスター向け公式ブログが解説した。確認方法、確認用のmetaタグ・HTMLファイルの更新、アクセス権の削除、複数ユーザーでの管理、登録するメールアドレス、ユーザー権限に関する6つのTIPS。
データ ハイライターをウェブマスターツールでGoogleが公開、ページを見ながらイベント情報を構造化マークアップ可能に
Googleは、「データハイライター (Date Highlighter)」 というツールをウェブマスターツールで公開した。データハイライターを使うとリッチスニペットの表示に利用される情報をHTMLのソースコードではなくブラウザで表示される実際のページを見ながら指定できる。今のところは、英語だけで使用できコンサートやスポーツ大会、展示会、祭などのイベント情報だけに対応している。
リンクの否認ツールですべてのリンクを否認しても不自然リンクのペナルティが解除されない
リンクの否認ツールを使ってサイトに張られているバックリンクをすべて否認したのに不思議なリンクが残っているとして手動の対応が解除されないケースがWebmasterWorldで報告された。いくつかの理由が考えられるが、いずれにしても全リンクの否認は効力がないことがあり得そうだ。
深刻なセキュリティ不具合がGoogleウェブマスターツールに発生(現在は修正済み)
深刻なセキュリティ上の不具合がGoogleウェブマスターツールに昨日数時間に渡って発生した。過去に所有権を与えられていたものの現在はすでに削除されているアカウントに対して所有権が独りでに復活しているというバグだ。現在は修正されているが念のため管理サイトをチェックしておいてほしい。
Google マット・カッツが答える「リンクの否認」ツールの正しい使い方(後編): ジョン・ミューラーからのおまけ回答つき
前の記事の続きで「リンクの否認」ツールについて、マット・カッツとダニー・サリヴァンのQ&Aを日本語で紹介する。公式アナウンスやヘルプドキュメントには書かれていない注意点も多い。おまけとして、Googleのジョン・ミューラーから聞いたことも1つ追加する。
