Googleが認めた、「301リダイレクトでPageRankが失われる」
2010年03月16日
GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は、Stone Temple ConsultingのErig Enge(エリック・エンゲ)氏とのインタビューのなかで、301リダイレクトによってPageRankがいくらか失われるということを認めました。
Eric Enge: Let’s say you move from one domain to another and you write yourself a nice little statement that basically instructs the search engine and, any user agent on how to remap from one domain to the other. In a scenario like this, is there some loss in PageRank that can take place simply because the user who originally implemented a link to the site didn’t link to it on the new domain?
Matt Cutts: That’s a good question, and I am not 100 percent sure about the answer. I can certainly see how there could be some loss of PageRank. I am not 100 percent sure whether the crawling and indexing team has implemented that sort of natural PageRank decay, so I will have to go and check on that specific case. (Note: in a follow on email, Matt confirmed that this is in fact the case. There is some loss of PR through a 301).
※インタビュー時には100%確信は持てないとコメントしていましたが、後に送られてきたメールで確認したと補足されています。
以前にも301リダイレクトによるPageRank喪失を取り上げたことがあります。
ウェブマスターたちの経験則からの分析でしたが、正しかったことが証明されました。
「PageRankがすべてではない」と昨日の記事で書きました。
そうは言っても重要な要素であることまで否定したわけではなく、多少と言えどもなくなってしまうのは喜ばしいことではないですね。
しかしながら、ドメインの移転には301リダイレクトが最善の対応方法であることに変わりはありません。
Matt Cutts氏自身、この発言の直前に自分のサイトにおいて301が首尾よく機能したケースについて語っています。
PageRankの喪失を最小限に抑えるために、バックリンクが指し示すURLを旧ドメインから新ドメインのURLへ可能な限り修正した方がよさそうです。
ドメイン移転以外の目的、もっと言ってしまえばランキングを上げるための(乱用?)目的で301リダイレクトを使っているとしたら、思ってるほどうまくいってないこともあり得ると認識しておかなければならないでしょう。
なお今回の301リダイレクトでPageRankが失われる仕様は、ドメイン間の移転を対象にした話です。
Let’s say you move from one domain to another…
「たとえばあるドメインから別のドメインへ移転したとしよう」から始まる問いかけに対しての回答になります。
同一ドメイン内の301リダイレクト、URLの変更については触れられていません(同一ドメイン内ではPageRankが失われるのか元の状態を保持するのかは不明)。
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ちょうど、同一のドメイン間でURLの変更を考えていました。
そうか…301転送だとPRが移らないかもしれないですね。
*** Reply from Suzuki Kenichi ***
今回の話は異なるドメイン間での場合ですよ。
同一ドメインではどうなるかは分かりません。
.jpドメインは地域ターゲットが日本に固定されているので、海外向けコンテンツを国に関係ない別ドメインに移そうと思ったのですが、やめたほうが良さそうですね。
ドメインエイジの問題もありますし。
*** Reply from Suzuki Kenichi ***
今上位表示できているならそのままでいいでしょう。
使っている言語にもよりますが英語のように複数の国で使われている言語のサイトなら、その国のccTLDを利用するのが最善です。