XMLサイトマップとRSSフィードの両方を送信することをGoogleが公式に推奨

[対象: 中級]

新しいページや更新したページを含めサイト内のすべてのページのクロールを促進するために、XMLサイトマップとRSS・Atomフィードの両方を送信することを、英語版ウェブマスター向け公式ブログでGoogleは推奨しました。

有用性の高い情報なので、早ければ今日にも、日本語版の公式ブログで翻訳記事が公開されるだろうと予測します。
したがってこの記事では、若干の補足を加えつつも要点を簡潔にまとめて解説します。

XMLサイトマップとフィードの違い

まずXMLサイトマップとフィードの違いと特徴を知りましょう。

XMLサイトマップ

一般的には、単にサイトマップと呼ぶことが多いですね。
普段僕たちがウェブマスターツール(またはrobots.txtのAuto Discovery)で送信する検索エンジン向けのサイトマップです。

サイトマップには通常、Googleにクロール・インデックスさせたいURLをすべて記述します。
その分サイズが大きくなります。

そのためサイトマップには上限があります。

  • 1つのサイトマップで指定するURLは50,000以下
  • ファイルサイズは圧縮されていない状態で50MB以下

この状態を超える場合は、サイトマップを分割し、サイトマップ インデックス ファイルで一括送信します。

サイトマップファイルは、次に説明するフィードよりダウンロードが頻繁ではありません

サイトマップ送信のメリットは、サイト内のすべてのURL情報をGoogleに伝えることができる点です。

定期的に更新するサイトでは、最低1日1回送信することをGoogleは勧めています。

フィード

フィードはいわゆるRSSフィードです。
RSSリーダーに登録するときに使われる仕組みですね。

フィードは検索エンジン用のサイトマップとしても利用可能です(知らない人も多そうです)。

フォーマットとしては、RSSやAtomが用いられます(サイトマップとフィードのフォーマットの具体例は公式ブログのサンプルを見てください)。

フィードの特徴は次のとおりです。

  • 直近の更新したURLのみ登録される、つまりサイズが軽い
  • 検索エンジンのダウンロードがサイトマップよりも頻繁

新規に公開したページや更新したページのURLを検索エンジンに伝えるにはフィードが適しています。
新たなページを追加したり既存のページのコンテンツに大切な更新を加えたりした場合は、すぐにフィードを送信することをGoogleは推奨しています。
またその際には、PubSubHubbubを利用することも勧めています。

一般的にサイトマップは、ツールを自作したりCMSのプラグインで作成します。
一方、フィードはブログなどのCMSには生成する機能が標準で備わっています。
特に自分で準備する必要がないこともメリットの1つになるでしょう。

XMLサイトマップとフィードの両方を送信する

ここまでXMLサイトマップとフィードの特徴を説明しました。
しかし豆知識として知っておくだけで十分です。

Googleが推奨していることは次です。

すべてのURLと新規・更新URLのクロールを促進するためにXMLサイトマップとフィードの両方を送信すること

サイトマップ送信したXMLサイトマップとRSS

サイトマップ送信したAtom

もっと詳しい仕組みや注意点は、公式ブログの記事を読んでください。
英語が苦手なら日本語訳記事を待ちましょう(最初に言ったようにすぐに公開されるはずです)。

P.S.
サイトマップ送信そのものが本当に必要かどうかは意見が分かれるところかもしれません。
クロールしやすいようにサイト構造をきちんと整えていて定期的に適度にコンテンツを更新していれば、サイトマップの力を借りなくても適切にクロールしてもらえるでしょう。

でも大規模サイトになってくるとクローラビリティの確保はなかなか難しいようにも思えます(SEOの腕の見せどころ?)。

サイトマップを送信することのデメリットを僕は思い浮かびません(あれば指摘してください)。
手間がかかるものではないので、両方送信しておいて損はないんじゃないですかね。