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[対象: 上級]

Googleは、日本でもデフォルトになったSSL検索からのリファラーを変更し、referrer metaタグを採用することをアナウンスしました。

変更は4月から実行されます。

意味合いはこの後説明しますが、僕たちサイト管理者に与える影響はほぼなさそうです。

少なくとも、Googleアナリティクスでアクセス解析している限りは気にしなくて大丈夫でしょう。

SSL検索のリファラーがどのように変わるか

SSL検索ではHTTPS通信が利用されます。

ログインした状態でのSSL検索の検索結果のURLは、httpsで始まります。
しかし検索結果に出てきたページにアクセスするときは、いったんhttpで始まる通常のページにリダイレクトされたうえで最終的な目的のページに飛びます。

https ⇒ http ⇒ 目的のページ
※ちなみに、HTTPにリダイレクトされたときに検索キーワード情報が剥がされて「(not provided)」としてGoogleアナリティクスでレポートされる

このHTTPへのリダイレクトをやめて、HTTPSから目的ページヘ直接飛ばすことになったのが今回の変更です。

ところがHTTPSからHTTPへの通信ではリファラーが渡りません(「リファラー」というのはどこから来たかを示す情報。今日の記事は上級者向けなので詳しい説明は省きます)。

そこでどうするかというと、「referrer metaタグ」という仕組みを使います。

「referrer metaタグ」というのは僕は初めて知ったmetaタグで、meta要素でリファラーを指定します。

このタグの値に「origin」を指定すると本来のリファラーを上書きすることができます。
<meta name="referrer" content="origin">

つまりリファラーがなくなった状態でも、Google検索からのアクセスであることを伝えられます。

「Google検索から」を正確に言うと、どのGoogleドメインからかということになります。
リファラーは米Googleであれば「google.com」になるし英Googleなら「google.co.uk」、日Googleなら「google.co.jp」になります。

ただGoogleアナリティクスではどのGoogleからの検索トラフィックからかは識別できないので関係ないといえば関係ありません。

またreferrer metaタグをサポートしているのは、Google Chromeの最新版、v17だけのようです。
Firefox 11とSafari 5.1.4は未サポートのようです。

サイト管理者の対応

で、どうしなければならないかというと、僕たちのほとんどは何もしなくていいのですが、アクセス解析ツールによっては対応しておかないといけません。

なぜならSSL検索からのトラフィックでかつChromeが使われていた場合は、Google検索からのアクセスがgoogle.comやgoogle.co.jpなどからの参照トラフィックとして計測されてしまうかもしれないからです。
オーガニック検索のアクセスに含まれなくなってしまうんですね。

GoogleアナリティクスはGoogleの持ち物なので向こうが勝手に対応してくれます。
Googleウェブマスターツールのクエリレポートもこれまでどおりです。

大手のアクセス解析ツールのベンダーにはGoogleから事前に通知しているそうなので対応するでしょう。
気になるようなら問い合わせてください。

リダイレクトをなくした理由は中間ページをなくすことでスピードを速めるためのようですが、どうなんでしょうね。

Google+の投稿に貼られたリンクからのトラフィックが「(not provided)」でレポートされてしまうらしい現象が起きているので、このような問題を解決する目的もあるのかもしれません。

初めにも言ったように、僕たちのほとんどにとって大きな影響なさそうです。
ですが「この変更っていったい何のこと?」と疑問に思う人が、僕も含めていそうなので記事にしました。

【参照】

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