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ペンギン

Search Engine LandのDanny Sullivan(ダニー・サリバン)氏が、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏にペンギン・アップデートについて質問し得た回答を公開しました。

Q&Aの内容は次のとおりです。

Q: ペンギンはうまくいったか。
A: Googleの立場からは成功したと言える。

Q: “Viagra”(バイアグラ)で公式サイトではなくハッキングされたサイトが上位に出てきたり、“make money online”(ネットでお金を稼ぐ)で空っぽのサイトが出てきたり、スクレイピングサイトがオリジナルより上に出てきたりしているおかしな検索結果がある。それなのに成功したというのはどういうことか。
A: これらの多くはペンギン以前から存在していた問題で、新しいスパム対策のアルゴリズムによって引き起こされたものではない。すでに解決しているがペンギンが導入される前からバイアグラの問題はあった。ペンギンが原因ではない。

Q: 誤検出についてはどうか。スパムをやっていないはずなのに不当にペンギンにやられたと感じている人たちがいる。
A: もっと調査したいと思うようなケースが2、3個あった。だが今回の変更は、パンダ・アップデートやフロリダ・アップデート(2003年に実行されたアルゴリズム更新)と同じほどには大きなインパクトを与えていない。

※Danny Sullivan氏もMatt Cutts氏の見解に同意しています。狙いどおり実によくペンギン・アップデートがスパマーを捕獲したとGoogleは自信を持っているように見えたとのことです。

Q: なぜすり抜けているスパムがいるのか。順位が落ちている中心はスパムだと分かっている。でもペンギンがうまく働いているなら明らかにスパムをやっているのにすり抜けているサイトがあるのはどうしてか?
A: 完璧なアルゴリズムはない。完璧を目指してはいるが「以前よりも良くなったか?」が我々の判断基準だ。
ペンギンは完全に正確になるように、スパムに関わっているときわめて高く確信できたときにだけ反応するように設計されていている。マイナス面としてすり抜けてしまうかもしれないスパムが出てくることがある。しかしプラス面としては誤検出が少なくなるだろう。

Q: リカバリ方法は?ペンギンにやられたサイトはGoogleにスパムとしてみなされている。スパム判定された場合は再審査リクエストを送るように言われてきた。だがペンギンには再審査リクエストは役に立たないとGoogleははっきりと言っている。スパム行為をきれいにすれば独りでに回復するだろうとのことだ。
ただペンギンにやられたサイトを見ていると、WordPressのテーマに埋め込んだスポンサーリンクや質の低い相互リンク、有料リンク、リンクネットワークなど最近Googleが標的にしているものが目立つ。
自分の力ではこういったリンクネットワークから抜け出せないときはどうすればいいのか。
A: 問題をなくすことは可能だ。重要なことはできる限りのことをしようとすることだ。

※次の2つのビデオを観るように勧めたそうです。


日本語での解説はこちら


日本語での解説はこちら

Q: スパムをきれいにした後どのくらい待てばいいのか。
A: ペンギンの次回の更新が行われたときにGoogleからのトラフィックが回復しているのが理想的だ。ペンギンは、パンダのように間隔を置いて更新される。ペンギンは常には稼動しておらず、定期的にスパムをフィルタリングするGoogleの通常の仕組みとはまったく別に物事をスパムとしてタグ付けするために使用される。

Q: ペンギンはパンダのようにサイトワイドのペナルティか、それともページ単位か。
A: (答えず)

※Danny Sullivan氏の推測ではパンダと同じようにペンギンもサイト全体に影響するに違いないとのことです。つまりサイトの一部のページがペンギンにスパムとみなされたらサイト全体が影響を受けます。

Q: 回復するにはスパム要因を完全に取り除くということになるが。
A: スパム要因を取り除いても依然として回復しないなら最終的には、新しいサイトを始めなければならないかもしれないだろう。

ペンギンは思いどおりにスパムをやっつけているとGoogleは認識しているようですね。

スパムサイトが依然として残っているのは、誤検出しないようにスパムだと確実に判定した場合にだけペンギンが発動するからのようです。
それでも完璧ではなく誤検出は存在しているのかもしれません。

ただペンギンが原因でランキングが下がったと感じる人は、もう1度自分のSEOを見直してみてください。
「検索エンジンが存在しなかったらやらないだろうこと」は得てして、スパム行為に通じているものです。
Googleを非難することは簡単です。
でも我が身をもう一度振り返ってみましょう。

ペンギン・アップデートは手動ではなく自動化されたアルゴリズムです。
しかし常に動いているわけではなく定期的(おおよそ1ヶ月ごと?)に更新されるとのことです。
スパムをクリーンアップしてもすぐに結果が分かるわけではないようですね。
いったんスパム扱いされたら問題を解決してもしばらくはその状態が続くと理解してください。

なおダニーとマットのQ&Aは、ペンギンのあとにスパムリンクによって他人のサイトにダメージを与えることが可能かどうかという、“Negative SEO”(ネガティブSEO)に話題に移ります。

長くなるのでこちらは省略します。
自分で読むか、誰かが解説してくれるか僕の気が向くのを待ってください。w

結論としては、100%ではないかもしれないがあり得ません。
仮にあったとしてもきちんとしたSEOをやっていれば被害を受けることはありません。
スパムリンクだけが原因になっているとは限らないでしょう。

ペンギンにやられた人が気にすべきは、第三者によるスパムリンクを心配することではなく、自分自身の(スパムに相当する)SEOを見直すことです。

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