Googleのクロールバジェットはホスト名単位で割り当てられる

[レベル: 上級]

Google のクロールバジェットはホスト名ごとに割り当てられます。
ホスト名はサブドメインと置き換えてかまいません。

たとえば、次のドメイン名のサイトにはそれぞれのクロールバジェットを Google は割り当てます。

  • www.example.com
  • blog.example.com
  • en.example.com

クロールバジェットはホスト単位で独立している

Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏と Gary Illyes(ゲイリー・イリース)が LinkedIn で次のように質問されました。

ドメイン A のページがドメイン B (別のサーバー) からリソースを読み込む場合、Google のクロールバジェットに関連する質問があります。

  1. ドメイン B のリソースが読み込まれた場合、ドメイン A のクロールバジェットに影響がありますか?
  2. ドメイン B のリソースが読み込まれた場合、ドメイン B のクロールバジェットに影響がありますか?
  3. ドメイン B のリソースはドメイン A のクロールバジェットに影響しますか?

まず、ミューラー氏が返答します。

それぞれが独立している。

ここで、元 Google 検索チームの社員だった Pedro Dias(ペドロ・ディアス)氏が割って入ります。

私の理解では、クロールバジェットはホスト名ごとに割り当てられますよね? つまり、同じドメイン内でも、複数のサブドメインがそれぞれ独自のクロールレート制限を持つことがあるということです。

遅れて出てきたゲイリー・イリース氏は「そのとおりだ」とお墨付きを与えます。

まとめ

Google のクロールバジェットは、ホスト名ごとに割り当てられます。つまり、ドメイン A がドメイン B からリソースを読み込んでも、ドメイン A のクロールバジェットに直接的な影響はありません。
ドメイン B のクロールバジェットが消費されます。

そして、同じドメイン内であっても、サブドメインごとに個別のクロールバジェットが設定されている場合があります。

もっとも、大多数のサイトではクロールバジェットを気にかける必要はありません。
何百万ページ、何千万ページといった超大規模サイトにクロールバジェットは関係してきます。