Googleのサーチクオリティチームは、NPOが運営するサイトを対象にサイトクリニックを実施しました。
サイトクリニックを行ったサイトに見られた問題点とその改善策を今日までに3記事公開しています。

そのなかで、「Googleにとってはh1タグは重要な要素だ」と認識させられる記述があったので、今日はそれをピックアップします。

Keep your <h> elements in their place
Another quick fix in your housekeeping is assuring your website makes proper use of heading tags. In our non-profit study, nearly 19% of submitted sites had room for improvement with heading elements. The most common problem in heading tags was the tendency to initiate headers with an <h2> or <h3> tag while not including an <h1> tag, presumably for aesthetic reasons.

Headings give you the opportunity to tell both Google and users what’s important to you and your website. The lower the number on your heading tag, the more important the text, in the eyes of Google and your users. Take advantage of that <h1> tag! If you don’t like how an <h1> tag is rendered visually, you can always alter its appearance in your CSS.

あるべき場所にhタグを置く
サイトをきれいにするために簡単にできることがもう1つあります。それは、見出しタグを適切に使っていることを確実にすることです。非営利を対象にした私たちの調査では、投稿された19%近くのサイトに見出しタグについて改善の余地がありました。見出しタグでいちばん多かった問題は、見出しにh1タグを入れないでh2タグやh3タグから始める傾向にあったことです。おそらく見栄え的な理由によるものだと推測します。

見出しタグは、あなたとあなたのサイトにとって何が重要なのかを検索エンジンとユーザーの両方に伝えるのに重要な役割を果たします。見出しタグの数が少なければ少ないほど、Googleとユーザーの目にはそのテキストが重要に映ります。h1タグを上手に使ってください。h1タグの表示形態が気に入らなければ、いつでもCSSで外観を変更できます。

簡潔にまとめると次のようになりますかね。

  • 見出しタグを必ず使う
  • h1タグから使う
  • 数は少ないほうがいい

上位表示の要因」としてだけ考えると、h1タグの効果は流動的です。
過去にもたくさんの記事を書いてきました。

今回の公式ブログの記事を読むと、「ランキングを上げるためにh1タグを書かなければ!」と考えてしまうかもしれませんが、本質はそうではないと思います。

hタグ、特にh1タグは、そのページがどんなトピックやテーマについて書かれているのか、何がもっとも重要なのかを検索エンジン(とユーザー)に伝える目的を果たします。
内容を的確に検索エンジンに伝える役割を担っているわけですね。
もちろんページの内容をしっかり理解してもらうことによって、結果としてランキングアップに役立つことはありえるかもしれません。

しかしフォントを小さくして背景と同系色にしたh1タグをこっそり使ったり、Positionプロパティで細工してわざわざh1タグをフッターに位置させたりすることではないのです(最後に出てくる大見出しっておかしくないですか? …と言いつつ1つめの類のh1タグの方は僕のブログでも近い形になってますがw)

僕のh1タグに対する考えは、前に書いた記事と変わっていません。

  • 原則的に各ページに1度使う(「問い合わせページ」みたいなページにはなくてもいい)
  • 見出し本来の目的である「あとに続く内容を端的に指し示す」ための記述を書く(これがいちばん大事)
  • titleタグと同じにしない
  • キーワードを入れられるなら入れる(無理して入れない)
  • ターゲットキーワードと関連深いキーワードを入れたい(「旅行」がターゲットなら「ツアー」とか「宿」とか「観光」とか)
  • SEOにおける過度な期待は抱けないが簡単にできる施策なので手を抜かない

SEOに効果があるかは副次的な要素で、あくまでもユーザーがコンテンツ記事を読みやすくするのがhタグのいちばんの目的だと思います。

「読みやすく」という点だけを考慮するならhタグを使わずにCSSでもよいのですが、hタグの持つ「見出し」としての役割をブラウザや検索エンジンに伝えることは何も間違ってはいないし、多少なりともSEOの効果があれば儲けものです。

でもSEOの効果を狙いすぎて反対に順位が下がるような危険のあるhタグの利用は馬鹿げたことだと考えます。

h1タグは必ず使いましょう。
ただしそれは検索順位をアップさせるテクニック的なSEOが目的ではなく、そのページでの主要点を検索エンジン(とユーザー)に的確に伝えてコンテンツ理解を促進することが目的です。

P.S.
公式ブログのサイトクリニックレポートには、h1タグの他にも、titleタグ・alt属性・ナビゲーション・アンカーテキストなどについてGoogleが推奨する使い方が解説されています。
週末に自分で読むか、そうでなければ日本版の公式ブログが訳してくれるのを待ちましょう。

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Comments

  1. By on

    結局は「ウェブ標準に従うこと」が前提条件なのでしょうね。

    「見出しタグはページ内に少ない方が重要度が増す」というのが本当ならば、いま流行っているホームページの構成(2カラムとか、3カラムとか)は見直す必要があるのでしょうか?

    とっても興味深い公開記事だと思います。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***

    いま流行っているホームページの構成(2カラムとか、3カラムとか)は見直す必要があるのでしょうか?

    hタグを使わずに、CSSで見出しを作ればいいんじゃないですか?
    とはいえ、何10個というレベルでなければh2タグやh3タグの数までこだわらなくていいと思います。
    サイドバーにh1タグを列挙しているわけではないんですよね?

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