Google検索ページのHTMLが、W3Cが定める文法に照らし合わせると、準拠していない記述がたくさんあるのを知っている人も多いことでしょう。

インターネットを代表する巨大な企業であるGoogleに、HTMLに精通した人がいないはずがありません。

それなのに、なぜバリデーションチェックで100点満点をたたき出せないのでしょう?

これには、理由がありました。

GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が、明かしています。

Why doesn’t google.com validate?

主に2つの理由があります。

1つは、反応を軽くするためです。

1日に何億という検索を処理するので、コードのデータ量は少なければ少ないほど良いのです。
なくてもいいようなコードは入れないし、推奨されていない方法で色を指定することもあります。

文法を守ることよりも、処理を軽快にしてユーザーに早く検索結果を返すことを、優先しているわけです。

2つめは、互換性を保つためです。

一般的なブラウザから、独特なテレビ用ブラウザ、モバイルブラウザなどあらゆるブラウザで利用できることようにしなければなりません。

こちらもより多くのユーザーに不都合なく使えることを、重要視しているということになります。

Matt Cutts氏は、ビデオの途中で非常に重大な発言をしています。

We don’t give any sort of boost to web pages that validate. The vast majority of pages on the web don’t validate.

”僕たちは、(W3C標準に)準拠しているからといって、ウェブページの順位を上げるようなことは何もしてない。ウェブにある大多数のページは、準拠してないからね。”

「正しいHTML」が「上位表示」に結びつくわけではないというのです。

このブログで、何度も書いてきたとおりです。

Google SEO、10のウソ』では、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏の「正しいのは5%以下」とコメントしたことを伝えました。

もちろんHTMLにしてもCSSにしても、定められた標準に準拠することは大切です。

しかし、H1タグがH2タグの下に来ても理解してくれるように、100点満点にこだわる必要はないのです。

「常にパーフェクトなHTMLを記述する」という自分の中で譲れないポリシーがあるならば、話は別ですけどね。w

P.S.
HTMLの文法の正しさは気にしなくていいと言っても、終了タグがないとか、読み上げに利用されるalt属性がないとか、そういうのはランキングうんぬん以前の問題です。
最低限の規則は守りましょう。

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