Google SEO対策トップ10

・メルマガ #62(2007/05/01発行)のバックナンバー

今日は、Googleの検索結果に影響を与えるトップ10の要因をお伝えします。

と言っても、僕が調べたものじゃありません。

僕よりも、もっとずっとずっとハイレベルなアメリカのSEOエキスパートが、なんと37人も集まって調査した結果です。

▼プロジェクトに参加したSEOエキスパートたち

Aaron Wall, Andy Hagans, Ani Kortikar, Barry Schwartz,Barry Welford, Ben Pfeiffer, Bill Slawsk,Caveman, Chris Boggs,Christine Churchill, Danny Sullivan, DazzlinDonna,
Debra Mastaler, EGOL, Elisabeth Osmeloski, Eric Enge, Eric Ward,Guillaume, Jeremy Schoemaker, Jill Whalen, Jonah Stein,Joost de Valk, Laura Lippay, Lucas Ng (aka shor), Marcus Tandler,Michael Gray, Mike McDonald, Natasha Robinson, Neil Princess Patel,Rand Fishkin, Russ Jones, Ruud Hein, Scottie Claiborne, Thomas Bindl, Todd Malicoat, Wil Reynolds, Will Critchlow

↑、見ても分からないかもしれませんが、すごい面子なんです。

アメリカでも有数のSEOサイトやSEOフォーラムの管理者が、勢ぞろいしてます。

ちょうど1年前に開催された「ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)」で、超一流の野球選手が集結したようなものです。

最初の「Aaron Wall」は、僕のメルマガで数回登場してますね。
「SEO Book」でトップ表示です。

真ん中くらいにいる「Jill Whalen」さん(女性)は、僕のお気に入りの「High Ranking」というサイトの責任者で、SEOフォーラムでの投稿に、たびたび回答をもらってます。

SEOmoz(これも著名なSEOコンサルティング会社)のCEOのRand Fishkin(ランド・フィッシュキン)が、そんなSEOエキスパートたちを集めました

そして、Googleの検索結果に影響を及ぼす要因を徹底的に調査して、その結果を4月に発表したんですね。

今回が2回目です。
1回目は、2005年です。

では、「Google」のSEO対策トップ10を発表します。
もったいぶらずに、1位からいきますね。
※()内は、5点満点の数値。

ガラガラガラ・・・(笑)

1.タイトルタグのキーワード(4.9)
●Titleタグにターゲットのキーワードを入れること
 ⇒ターゲットのキーワードをTitleタグに入れましょう。

2.インバウンドリンクに使われているアンカーテキスト(4.4)
●外部のサイトから貼られているリンクに使われているテキスト
⇒ キーワード、関連キーワードをアンカーテキストに含めましょう

3.外部からのリンクの総体的内容(4.4)
●もらっているバックリンクの質と量
⇒ 質のよいバックリンクをたくさんもらいましょう。

4.サイトの年齢(4.1)
●そのドメインのサイトがインデックスされてから経過した年月
⇒ 取得したての新しいドメインは、上位表示されにくい。

5.内部リンクの数と構成(4.0)
● 内部リンクとは、同じサイト内の別ページへのリンク
⇒ 同一サイト内の別ページへもリンクしましょう。

6.リンク元のサイトとの関連性(3.9)
●関連したサイトからバックリンクをもらっているどうか
⇒ 手当たりしだいにバックリンクをもらうのはやめましょう。

7.リンク元のサイトのバックリンク(3.9)
●バックリンクをもらっているサイトがもらっている
 バックリンクの質と量
⇒ 質の高いバックリンクをたくさんもっているサイトから、 リンクを集めましょう。

8.テキスト内のキーワード(3.7)
●コンテンツ(記事)の中のターゲットキーワードの使い方
⇒ キーワードとそのキーワードに関連したキーワードを、自然に使いましょう

9.リンクしているサイトのバックリンクの総体的内容(3.6)
●あなたがリンクを貼っているサイトがもらっている
 バックリンクの全体的な質と量
⇒ リンクする相手先のサイトも見極めましょう。

10.新しいバックリンクの割合(3.5)
●バックリンクがどのくらいのペースで増えているか。
⇒ 短期間にたくさんのバックリンクが集まるとペナルティを受けます。

3と4が、前回の2005から大きく順位を上げた要素です。

3は、Yahooカテゴリなどからの、いわゆるAuthority(オーソリティ)サイトからの、バックリンクが高く評価されるようになってきたということを含みます。
無差別な相互リンクは、逆に評価を下げますよ。

4は、新しいサイトはSEO対策を施してトップ表示できたとしても、すぐに圏外に落ちて数ヶ月はそのままという「Sandbox効果」のことですね。
出来立ては、信用度が低いということなんでしょうか。

○Sandbox Effect
http://www.suzukikenichi.com/blog/google-sandbox/

次は、反対にマイナス要因ワースト5です。

ガラガラガラ・・・(笑)

1.クローラがアクセスできないサーバー
⇒ よく落ちるサーバーは避けましょう。
 ロ○ポップは設定ミスでYahoo!のクローラを弾いてましたね。

2.複製コンテンツ
⇒ 完全引用はだめです。きちんとリライトしましょう。

3.質の低いサイト、スパムサイトへのリンク
⇒ あなたのサイトも質が悪いと判断されます。

4.同じタイトルとMetaタグを複数のページで使う
⇒ なるべく各ページに固有のタイトルとMetaタグを使いましょう。

5.キーワードの使いすぎ
⇒ 私はダイエットを始めるために、ダイエットで有名なダイエット作家が書いたダイエット本を、ダイエットに成功したダイエット好きの友人から借りました。(笑)

以上です。

すべての公表結果はこちらで見ることができます。

○SEARCH ENGINE RANKING FACTORS V2
http://www.seomoz.org/article/search-ranking-factors

英語が読める人は、GW中に読んでくださいね。