[レベル: 上級]
Search Console URL Inspection API を Google は公開しました。
URL 検査ツールのデータを API を使って取得できます。
📢 Today we’re launching the Google Search Console URL Inspection API, a new way for developers & SEOs to debug and optimize their pages 🔎 https://t.co/ckRPcFRPNJ pic.twitter.com/u7DCE66bc3
— Google Search Central (@googlesearchc) January 31, 2022
インデックス状況を API 経由で入手
URL Inspection API を使うと、管理サイトのインデックス状況を API 経由で入手できます。
独自のツールに取り込んで好きなように加工できます。
UI 版（Search Console 内）の URL 検査ツールで提供されるすべてのデータを URL Inspection API で取得できます。
- インデックスの状況
- モバイルユーザビリティ
- AMP
- リッチリザルト
- URL が検出されたサイトマップ
- 前回のクロール
- robots.txt でブロックされているか（クロールが許可されているか）
- ユーザーが指定した正規 URL
- Google が選択した正規 URL
- etc.
まとまった数の URL を一括で検査したり処理を自動化したりするときに URL Inspection API は非常に強力なツールになるでしょう。
利用制限あり
無尽蔵に API をコールできるわけではない点には注意が必要です。
利用制限があります。
次のような上限値がプロパティ単位で URL Inspection API には課せられています。
- 1 日に 2,000 クエリまで
- 1 分間に 600 クエリまで
大規模サイトでは足りないかもしれません。
対象の URL を絞るか サンプリングした URL を検査するといった方法で対処したほうがよさそうです。
あるいは、上限はプロパティ単位なので、サブディレクトリで区切って 1 つのサイトを複数に分けて API 管理するという手法も使えます。
If you verified them separately, the quota will be separate. It's per property, not per domain.
— Daniel Waisberg (@danielwaisberg) January 31, 2022
詳細は技術ドキュメントで
URL Inspection API の詳細は技術ドキュメントを参照してください。
なお、この記事を公開している時点ではドキュメントはまだ日本語化されていません。