弱者に優しいGoogle、PageRank優遇制度あり

Googleツールバーの緑のゲージで表されるPageRankは当てにならない、と何度も繰り返していますが、依然としてPageRankに固執するウェブマスターが多いようです。

GoogleがツールバーでのPageRank表示を始めた当初はどうか分かりませんが、少なくとも現在のツールバーのPageRankは検索順位とは連動していないと言っていいでしょう。

最新のPageRank更新に関してのWebmasterWorldのスレッドから、PRとランキングの関係のなさを証明するコメントをいくつか引用します。

We continue to grow traffic & content wise and get links, but our PR never changes.

“トラフィックとコンテンツは増え続けていて、リンクも獲得している。しかし、PRは変わっていない”

I have one site who PR went -1, but whose ranking soared.

“あるサイトはPRは1下がったが、ランキングは上昇した”

Our homepage went from 4 to 3 – it was 6 less than a year ago…Traffic has increased and it’s a good authority site.

“ホームページは、4から3になった。6のときもあり、それから1年たっていない。トラフィックは増加し、良質なオーソリティサイトになっている”

次のように皮肉っているメンバーもいます。

I am surprised people even care about PR these days. In fact I am surprised myself that I am reading this thread!

“いまだにPRのことを気にする人間がいるとは驚きだ。というより、自分自身がこのスレッド(※PR更新のスレッド)を読んでいることに驚いている!”

別のスレッドでは、PageRankが0のページからたった1本だけしかリンクされていないのにもかかわらず、PageRankが5になったと、理解しがたい更新の報告もあります。

フォーラムアドミニストレータのtedster氏も、同様の奇妙な現象を確認したことがあるとコメントした上で、興味深い発言を続けています。

“mom and pop”型のサイトが渡り合えるように、普通ではないPageRankの押し上げが実行されているというのです。
(”mom and pop”というのは、「夫婦や家族だけでやっているようなこぢんまりとした」という意味になります。)

Matt Cutts氏が数年前にブログで、このような補足的なコメントを残したそうです。

“mom and pop”サイトの具体的な判断基準を知ることはできませんが、こぢんまりとした小さなサイトには、強い大規模なサイトと張り合うための優遇措置が取られているのかもしれません。

大型ショッピングモールに押された個人経営の商店街が、行政に補助や支援を受けるようなものでしょうか?(笑)

とにもかくにも、GoogleツールバーのPageRankを信じ込んではいけなくて、PageRankとランキングとは連動していない、ということだけは僕のブログ読者なら絶対に知っておいてください。