[レベル: 上級]
Microsoft Clarity は、Citations レポートを一般提供機能として正式にリリースしました。
AI 検索や AI アシスタントが生成した回答で、管理サイトのコンテンツが情報源としてどのように使われているかに関するデータを Citations レポートで入手できます。
Citations レポートの指標
Citations レポートで入手できる主な指標は次のとおりです。
- Page citations(ページ引用数):同じ回答内での複数回の引用を含め、自社ドメインのページが AI 生成回答で参照された合計回数
- Share of authority(権威性シェア):同じクエリ群の中で引用された他のドメインと比較して、自社ドメインに割り当てられた総引用数の割合を示す競合比較ビュー
- AI referral traffic(AI リファラルトラフィック):AI アシスタントから流入したサイト上のセッションの割合(AI 経由セッションを総セッションで割って算出)
- Grounding queries(グラウンディング クエリ):AI システムがコンテンツを取得・評価する際にグラウンディングに使用したクエリ
- My cited pages(自分の引用ページ):引用された特定の URL と、引用数および関連するグラウンディングクエリを表示するページ単位のビュー
- Trend lines(トレンドライン):引用アクティビティやクエリパターンが時間の経過とともにどのように変化しているかを追跡する視覚的なグラフ
Citations レポートはこうしたデータを提供することにより、AI 生成回答における自社の存在感を測定し、AI システムがどのようにコンテンツを発見、評価、参照しているのかを理解する手段を提供します。
なお、対象となるデータは Copilot および Copilot を利用しているツールやサービス(Bing 検索や Windows での Copilot など)です。
ChatGPT や Gemini、Perplexity など他社の AI ツールのデータは含まれていません。
今後追加予定の機能
Microsoft は次のような機能の追加を予定しています。
- AI に選択される文脈を理解するため、引用されたクエリを意図主導・テーマベースのカテゴリに自動的にグループ化する 「Topic Insights」
- 他の情報源と比較して、自社コンテンツがどれほど強く貢献しているかを把握するための、より豊富な競合分析とアトリビューション分析
- コンテンツギャップを埋め、トピック権威性を構築し、需要を生み出すための実行可能な推奨事項
◇ ◇ ◇
AI 引用のレポートに関しては、Microsoft は Google の一歩も二歩も先を行っています。
単に引用の数字を出すだけではなく、競合との比較(Share of authority)という指標も提供しているのは気が利いています。
今後も新たな指標を追加する予定とのことで、Google との差がますます開きそうです。
てか、Google もはよ AI レポート出して!
