BingとYahoo!のrel=canonicalタグ対応状況とSite Explorerの行く末

SMX(Search Marketing Expo) West”というサーチエンジンマーケティングの大規模カンファレンスが米シアトルで先週開催されました。

チェアマンを務めるのは僕がSphinn Japanを創設したときにやりとりしたSEO業界の重鎮、Danny Sullivan(ダニー・サリバン)氏です。

SMXでのセッションの1つ、”Ask The Search Engines”(検索エンジンに聞こう)は、Google・Bing(Microsoft)・Yahoo!の代表者とQ&Aができる人気のセッションです。

その中であった発表で記録に残しておきたいことがあったので、記事としてエントリしておきます。

「BingとYahoo!のrel=”canonical”タグの対応状況」と「Yahoo! Site Explorerの存続について」になります。

参照元はセッションモデレータのMatt McGee(マット・マギー)氏がSearch Engine Landで書いた2つ記事です。

BingとYahoo!のrel=”canonical”タグ サポート状況

Bingは3月の終りから4月の初めにかけて導入したいとのことです。
Yahoo!は現在展開中とのことです。
Bingはやはりまだ導入を始めていなかったんですね。

すでにrel=”canonical”の導入が完了して機能しているGoogleは一歩先を進んでいて、ドメイン間でのrel=”canonical”のサポートを開始しています。
ドメイン間でのrel=”canonical”については、Bingは予定なしで、Yahoo!は検討中とのことです。

Yahoo!との提携が決まったのだから、Bingにはもっと頑張ってほしいものです。

Yahoo! Site Explorerの存続

こちらは現在も協議中です。
ユーザーにとって何がいちばん大切かが最初に来るとのことです。
となると存続になりそうですがどうなることでしょう。
近いうちにアナウンスしたいそうです。

今後が決まった後、日本のYahoo!検索サイトエクスプローラーがどうなるかも僕たち日本のウェブマスターにとっては気になるところです。
日Yahoo!のBingとの関係も公式に発表されていない状況では、待つしかないですね。

なおSMX West 2010のセッションの内容は日本から参加しているアイオイクス代表の滝日さんブログでレポートしているので、そちらを見ると日本にいながらにしてかなり詳しい内容を知ることができます。