[レベル: 中級]

同じドメイン名のサイトから 3 件以上のページが検索結果に通常は同時に出現しないように検索の仕様を Google は変更しました。
検索結果の多様性を高めることが目的です。

同一ドメインのページは 2 件まで

同一ドメインのページが同時に複数表示されることがあります。
こちらは、僕のサイトからのページが 3 件並んだ(過去の)検索結果です。

同じドメイン名のサイトから 3 つの結果

今回の仕様変更により、基本的には 2 件までに制限がかかりました。

同じドメイン名のサイトから 2 つの結果

検索結果の多様性を高めることが狙い

同一サイトからの結果ばかりだと多様さが失われます。
違うサイトからのいろいろな情報を得たいというユーザーのフィードバックをもとに仕様を変更するに至ったとのことです。

検索結果のほとんどが同じサイトからというケースもありましたね。

例外あり

どんなときでも絶対に 2 件までということでもありません。

特定のクエリにおいては、関連性が高いとアルゴリズムが判断すれば 3 件以上の結果を同じサイトから返すこともあります。

梅雨 Twitter

上の検索結果は「Twitter」を含んだクエリです。
このクエリには Twitter からのコンテンツを探したいという意図があると判断できるでしょう。
であれば、Twitter からの結果を並べたほうがユーザーの要望に答えているはずです。

ドメイン単位

“同一サイト” の基準は基本的にはドメイン名です。

サブドメインはルートドメインと同じサイト扱いされます。
たとえば、www.example.com と blog.example.com は同一サイトとみなされます。
両方のサイトからのページが合わせて 2 件までになります。

ただしこのルールにも例外があります。

アルゴリズムが関連性があると判断すれば、多様性の観点から別のサイトととしてサブドメインを扱うこともあります。

サブドメインから 3 件の結果が出ています。

google.com から 3 件の結果

ルートドメイン(ここでは、google.com)を共有しているとはいえ、それぞれは完全に独立したサイトと言えます。
google.com から 3 件の結果を返していたとしても、多様性を損なうどころかむしろ高めています。

補足情報

多様性を高める今回のアルゴリズム変更(「アルゴリズム変更」と呼んでいいのかどうかはさておき)に関する補足の情報を挙げます。

先日のコア アルゴリズム アップデートとは関係ありません。
まったく別ものです。

メインの検索結果だけに影響します。
トップニュースのカルーセルやローカルリスティングなどには影響しません。

ランキングに関わるアップデートではありません。
2 件以内に抑えられたことにより、同じサイトから 3 件以上のページが返されていた検索結果には多少の順位変動が予想されますが、ランキングを決定するアルゴリズム自体が変更されたわけではありません(この点において、アルゴリズム更新やアップデートと呼ぶべきではないかもしれない)。

影響が及ぶ検索結果はさほどないと僕は予測します。
少なくとも、大変動が発生するクエリや著しく大きなダメージを受けサイトはないのではないでしょうか。

また、特定のジャンルをターゲットにしてもいません
すべての検索結果が対象になります。

最後に、多様性を優先するか関連性を優先するかは Google の検索において結論が出ない課題です。
どういうことかというと、クエリに関連性の高いコンテンツを提供するページが 1 つのサイトのなかにたくさん存在し、しかもほかのサイトには関連コンテンツがほどんど見つけられない場合は、次のどちらが望ましいでしょうか?

  • 関連性を優先し、同じサイトからのページをいくつも返す
  • 関連性を犠牲にしてでも、さまざまなサイトからのページを返す

1 つの検索結果のなかで同一サイトからのページ数を制限する変更は過去にも数回行われています。
ところが、気付くと再びいくつものページが返されるようになっているのです。

同じようなトピックの記事を数年後にまた書く状況になることは決して否定できません。

以下は、Google SearchLiaison による Twitter での関連アナウンスです。

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