Google SEO

リンクの否認はどうやって処理されるのか? schema.orgに投資すべきか? サイト全体をSSL化したほうがいいか? 〜 Googleジョン・ミューラーとのQ&A at SMX Israel 2014

SMX Israel 2014でのGoogleジョン・ミューラーとのQ&Aを紹介する。リンクの否認ツールやschema.org、サイト全体のSSL化、ゲスト投稿、JavaScriptの理解など。

順位変動は起きたのか? ページレイアウト アルゴリズムの3度目の更新をGoogleが実施

Googleのマット・カッツは、「ページレイアウト アルゴリズム」の更新を実施したことをTwitterで明らかにした。3度目の更新。ランキング変動は起きているようだが、影響を受けたのは1度目と2度目と同様にごく一部と思われる。

Google、ビジネスオーナー向けプレイスのカテゴリの種類を倍の2000以上に拡大

Googleは、ビジネスオーナー向けGoogleプレイスのリスティングに登録できるカテゴリの種類を1,000個以上増やした。登録したカテゴリはGoogleマップやビジネスリスティングにおける重要なランキング要因なので、自分のビジネスによりふさわしいカテゴリができあがっていないかチェックしておくといい。

Googleのリッチスニペットが表示される条件(品質ガイドライン違反には手動対応あり)

schema.orgやmicrodataなどの構造化データで正しくマークアップできていれば、Googleの検索結果にリッチスニペットを表示させることができる。しかし条件が厳しくなり、マークアップだけでは表示されないことがある。Googleの検索結果にリッチスニペットが表示される条件を説明する。

ドイツのリンク販売業者への制裁をGoogleのマット・カッツが予告

ドイツのリンクネットワークが近いうちにGoogleの制裁を受けると思わる。マット・カッツがTwitterで予告し、ドイツ語のウェブマスター向け公式ブログが不正なリンクに対して再警告した。ニュースサイトを含む、広範囲に渡るリンク販売が対象になりそう。

Google、ワンボックスでより複雑な質問に回答

Googleは、より複雑な質問に「ワンボックス」で回答するようになった。たとえば、“why is the sea salty”(海はな塩辛いのか)という質問に答えられる。セマンティックの向上がなせる技。

新規ドメイン vs. オールドドメイン 〜 歴史がある古いサイトだからといって上位表示は保証されない

古くから運用してきた歴史があるサイトで上位表示していたからといって、そのままの状態でそのランキングが永遠に保証されるわけではない。古いから有利、新しいから有利ということではなく、絶え間のない改善を続けながら、サイトを確立していくのがベスト。

Google、アフィリエイトサイトに警告 〜 付加価値がない、内容が薄いコンテンツには手動で対策する

Googleは、付加価値を与えていないアフィリエイトに対してあらためて警告した。コンテンツの内容が薄かったりコピーコンテンツだけだったりするサイトにはペナルティを与えることがある。アフィリエイトサイトであっても、オリジナルかつ付加価値があり、信頼できるコンテンツが必須。

Google、モバイル向けサイトのリダイレクトには301よりも302を使うように推奨を変更

モバイル向けサイトとPC向けサイトを別URLで構成する環境では、301リダイレクトと302リダイレクトのどちらを使ってもいいとGoogleはこれまで説明してきた。しかし現在は302リダイレクトを使用するように推奨するように指針を変えた。理由はGoogle以外のサービス、たとえばキャッシングを利用したシステムで問題が起こらないようにするため。

Google、スマートフォン版User-Agentを変更。Googlebot-MobileからGooglebotへ。

Googleは、スマートフォン向けのクローラが使用するUser-Agent(ユーザーエージェント)を変更する予定であることをアナウンスした。これまでは、スマートフォン版クローラのUAとして「Googlebot-Mobile」が使われてたが、今後3〜4週間後に、標準のウェブ版クローラと同じ「Googlebot」に切り替える。