[対象: 全員]

SMX London 2012のレポートを今週は連日公開しています。

個々のセッションに分けて昨日まではレポートしましたが、今日は参加したすべてのセッションから僕が重要だと感じた部分を61個ピックアップして紹介します。
加えて、Googleの社員からセッション外で直接聞いてきた3つもシェアします。

読む前に気を付けてほしいことが1点あります。

スピーカーがプレゼンテーションの中で語ったことを連ねていきます。
僕が注目したものになりますが、必ずしも真実であるとは限りません。
スピーカーの独自の調査、研究に基づくものです。

したがって1つの情報として参考にしてください。

なおGoogleの社員からの発言の場合はその旨を補足してあります。

それでは行ってみましょう!

Welcom to SMX London

SEOの最新事情

− ソーシャルでのシェアとランキングには高い相関関係がある
・SEOの戦略にはソーシャルを取り入れるべき
※鈴木コメント: 相関関係と因果関係は違うので注意

− ソーシャルシグナルはユーザーシグナル

著者情報の表示も目立つようになってきた
※鈴木コメント: Google日本(google.co.jp)でもテスト or 導入が昨日から始まっています。

− 今までの投票は「リンク」。唯一の要因ではないがもっとも強い要因
・ビッグキーワードでは操作しないと1位になれない

− バックリンクは依然としてGoogleのランキングで大きな要因
・重要になるのは質

− リンクは依然として王様
※鈴木コメント: 被リンクは今でもいちばん重要な要因というのは複数のスピーカーが言っていました。これはどのカンファレンスに行っても同じです。

− 上位表示しているページと相関性の高い要素
・キーワードのアンカーテキスト
・nofollowリンク(やや)
・“Click here”やブランド名でのリンク

− 完全一致のアンカーテキストはもう終わっている

− 商用キーワードだけでブランと名でのリンクがないとペンギン・アップデートに捕まる

− ブランドを構築しなければならない

− ブランドになるだけでは十分ではない。ブランドを反映するブランドリンクが必要。
・商用キーワードよりもブランドのリンクが多くなるべき

− h1タグやtitleタグのキーワードと上位表示しているページにはマイナスの相関関係が認められた
・内的SEOは死んだ?
※鈴木コメント: 上位表示しているページのh1タグやtitleタグにはキーワードが含まれていないことが多いということです。ここでも相関関係と因果関係は違うので注意。

− 上位表示ページにはAdsenseを貼っているページが少なかった
・広告はコンテンツから気をそらせてしまう
・DoubleClickには相関関係は見られなかった
※鈴木コメント: そうなるようなもっともな理由を推測していたけれど聞き取れませんでした。

− 相関関係データから結論づけた2012年SEO要因
・ソーシャルシグナルが重要
・バックリンクは依然として大きなカギを握る
・広告がハンディキャップになるかもしれない

− ChromeやGoogleアナリティクス、AdSenseなどGoogleのプロダクトのシェアが増えてきているから、Googleはサイトのトラフィックを計測しているに違いない。
・たとえば、あるユーザーがAmazonで繰り返購入していることが分かればそれはAmazonがすぐれたユーザーエクスペリエンスを提供しているからだと評価するかもしれない

− Googleはトラフィックにもとづいてリンクの価値を判断するかもしれない
・フッターやサイドバーに詰め込まれたリンクは誰もクリックせずトラフィックを生まないから価値のないリンクとしてみなされるかもしれない。
・滞在時間が長いページで、下までスクロールしたところにあるリンクは評価される — よく読まれたページにあるリンクで、ユーザーがさらに求めた情報がその先にあると判断できるから。

− 301リダイレクトを悪用した手法が依然として通用している

− ネガティブSEOは常に存在してきたが、過去にないほど今は大きな話題になっている

ソーシャルとSEO

− ソーシャルシグナルによるランキングの上昇は時間に制限される
※鈴木コメント: 時間が経つと効果が薄れるということ

− リンクビルディングは今でも重要だが、ソーシャルはより関連性があることを示すシグナルの1つになる。

Search Plus Your WorldはランキングだけでなくCTRにも影響を与える

rel=”author”もソーシャルでは大きなシグナルになる

− author(著者)としてのオーソリティを増すためにGoogle+を使う

− ソーシャルでは創造力とコミュニケーション力が求められる

− 日々行動を起こして作るべきコンテンツ
・リサーチ/ホワイトペーパー
・ハウツー記事
・最新のニュース
・インフォグラフィック
・コンテスト
・インタビュー

− コミュニティを築くことに投資する

− 長期的な展望にたってやるべきこと
・サイトの中にソーシャルコミュニティを作る
・ブログを運用する
・ホワイトペーパーや研究調査の情報源になる
・会社で働いている人たちのオーソリティになる

− ブログはソーシャルシェアを増やしてくれる

− それぞれのソーシャルメディアに適したトピックがある

− シェアしてくれる有名人をTwitterで捕まえる

− インフルエンサーを探す方法
・Google+の検索
Follower Wonk
Klout
・Google+のリップル

− シェアされやすい時間帯がある
・Twitterは午後の早い時間帯がいい

− シェアさせるためには次のうち5つを満たすこと
・質問する
・ゲームやトリビアを投稿する
・ファンと交流する
・投票のようなアプリを差し込む
・関連する写真を差し込む
・今起こってるイベントと関連付ける
・ビデオを差し込む
・時間制限のあるキャンペーンのコンテンツを投稿する
・投稿のなかにリンクを入れる
・はっきりと伝える — 何をしてほしいのかファンに言う

テクニカルSEO

重複コンテンツを防ぐのにmeta robots noindexタグを使うのは最後の手段(Google ピエール・ファー氏)

rel=”prev/next”を使うなら2ページ目以降にnoindexを記述する必要はない
・1ページ目を確実に検索結果に出したいならあり

− ヒントになるのでGoogleはキーワードの入ったパラメータが好き(Google マイリー・オーイェ氏)
・数字のパラメータが悪いわけではない
・大きな要因にはならないから乱用してはいけない

パンダ・アップデート/ペンギン・アップデート対策

− もはや関連性ではない。関連性から有用性のあるコンテンツ作りへシフトする

− 長期的にはコンテンツが勝利する

− 個別の商品についてたいした情報を与えていないカテゴリページは削除する

− 個別商品のページに十分なコンテンツを追加する。ほかのページと異なるようにユニークする。

− UGCを利用して、ユニーク性があり関連性のあるテキストを増やす

− コンテンツとしてインフォグラフィックを推奨する
・インフォグラフィックを探す検索が増えている
・インフォグラフィックは美しくユニークであるべき
・インフォグラフィックをPinterstで公開してアクセスを集めている事例がたくさんある
・サイトにはPinterstに投稿するよりも大きなインフォグラフィックを載せる — 最低でもタテ2500px × ヨコ500px
※鈴木コメント: インフォグラフィックを上手に利用できているところは日本ではごく一部ですね。

− ペンギンが見ていると推測できるリンクの要素
・リンクのタイプ — テキスト or 画像
・リンクエイジ
・ページにあるリンクの数
・アンカーテキスト
・リンクのある場所
・ほかの発リンクとの関連性
・ページの年齢
・最後の更新日
・ドメインの情報
・相互リンクかどうか
※鈴木コメント: ペンギンに限らない気もしますが。

− ペンギンに捕まったらキーワードのアンカーテキストを減らし、20%をブランドリンクにする。

− 行き過ぎたアンカーテキストを減らし、サイトワイドのリンクを削除する。

− 無関係のリンクを削除する

− 不自然リンク警告をもらったら Link Detective で調べる
※鈴木コメント: 使ってみたけど一晩たってもレポートが生成されないです。

グローバル展開するサイトの国・地域のサイトのSEO

− URLはサブドメインかサブディレクトリにし“?loc=”のようなパラメータのついたURLにしない

− サイトごとのサイトマップを送信する

多言語・他地域のサイト用のマークアップを使う

− ccTLDは強いシグナルになる(が、管理が大変)

− Googleウェブマスターツールの地域ターゲットを設定する

ローカルSEO

− 構造化マークアップや住所、電話番号など場所を伝える手がかりになる情報を入れる

− コメントやビデオ、写真、レビュー、Q&A、インタビューなどでオリジナルのローカルコンテンツを作る

− ソーシャルメディアでローカルで有名な人やスペシャリストを探す

− モバイル用のローカルページも作る

− Googleアラートを使ってローカル情報をウォッチする

リッチスニペット

− ポリシーに違反した使い方をするとペナルティを与えることもある(Google ピエール・ファー氏)

− 構造化マークアップを使うべき理由
・ウェブ技術の進歩/HTML5の普及
・利用するサービスの増加 — Googleのリッチスニペット
・ビジネス上のメリット — Googleや他の検索エンジンが採用している
・表現やマーケティングに有利
※鈴木コメント: リッチスニペットの重要性を昨日お伝えしましたね。

− 構造化マークアップを採用したAVISは2週間で既存のサイトを抜いた
・「ブランド+場所」のキーワードでほとんど1ページ目
・収益も上がった

− 構造化マークアップはもはや競合に対するアドバンテージではなく、競合と同等になるためのもの

GoogleのPierr Far(ピエール・ファー)氏と一問一答

Q: Googleウェブマスターツールに外部リンクを無効化する機能が付くというを聞いたが本当か?
A: 要望があることは事実だか何も決まっていない。付くかもしれないし付かないかもしれない。

Q: ウェブマスターツールで発見した第三者によるスパムリンクは無視して大丈夫か?
A: 取り去ったほうがいい
※鈴木コメント: でもこれって難しいですよね。繰り返し聞いたけど「剥がせ」と言われました。

Q: ウェブマスターツールでの、不自然リンク対応の却下を伝える返信で依然として残っている不自然リンクの例を教えてくれることがあるらしいが、差は何なのか?
A: 分からない。担当チームにポリシーがあるのかもしれない。

以上がSMX London 2012からの61+3個のお持ち帰りです。

昨日まで投稿したSMX London 2012のレポートはこちらです。
まだ読んでいなければ今読みましょう。

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Comments

  1. By ナカムラ on

    いつもブログ拝見させていただいております。
    ここでコメントして良いかわかりませんが、鈴木さんにぜひお伝えしたいことがありまして書かせて頂きます。

    私、あるECサイトを運営をしているのですが、
    本日、Google Adwords の担当者より電話連絡がありまして、
    「より効果的なキーワードアドバイスを無料でして差し上げる」というのです。
    すると、担当者は私が設定している具体的な広告名そのものを言いだしたのです。
    「どうしてそんなことがわかるのか?」と問いただしたところ、
    当方のアカウントにアクセスしているからだというのです。

    こちらは、Google のサービスを利用させてもらっている立場ですが、担当者といえども、一個人が許可なく勝手に他企業の広告管理画面に入り込み、平気で営業活動をしてのけるGoogleの個人情報についての考え方のずさんさ(悪質さ?)に驚愕した次第です。

    他企業の営業戦略が詰まっており、秘密にしておきたい情報に、一担当者が勝手にアクセスしてしまえることに驚きました。
    先日のプライバシーポリシーの変更があった際に、こんなことまでOKとなってしまったということなのでしょうか。
    記事とは関係ないことですみません。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    僕はAdWordsには詳しくないのであくまでも個人的な考えになります。

    お気持ちはよく分かりますが、Googleのサービスである以上そこは目をつぶるしかないのが現状だと思います。
    ただアカウントにアクセスしているのは個人ではなくGoogleが会社としてアクセスしているので第三者へ個人情報が漏れるということはないでしょう。

    どうしても納得がいかないようならGoogleのポリシーをよく読んでいただきAdWordsの担当部署にクレームを出すことをお勧めします。

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