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Search plus Your World”と称してパーソナライズ検索の機能をさらに推し進めることをGoogleは発表しました。

検索ユーザーとしては、よりカスタマイズされた検索結果が表示されるようになります。
サイト管理者としては、SEOに与える影響が気になります。

しかし今のところ米Google(google.com)だけで利用可能で、かつGoogleアカウントにログインしているユーザーに対してのみの適用です。
僕たちの多くにとって、直ちに大きな影響を及ぼすものではありません。

日本のGoogle(google.co.jp)にも導入されるときには、日本版のGoogle公式ブログでアナウンスが必ずあるでしょう。

Search plus Your Worldのいちばんの特徴は何といってもGoogle+との連携が格段に密接になったことです。

3つの機能が導入されました。

  • パーソナライズ検索
  • プロフィール検索
  • 人とGoogle+ページ

パーソナライズ検索

もっともインパクトが大きそうなのは、「パーソナライズ検索」です。

パーソナライズ検索では、過去の検索履歴や行動パターン、そしてソーシャルでのつながりで検索結果がユーザーごとに調整されることがあります。

昨年8月には、Google+で共有された投稿がウェブ検索にも現れるようになりました。
ただし、一般公開された共有だけです。

Search plus Your Worldでは限定公開した共有も検索結果に現れるようになりました。

Search plus Your Worldの検索結果

ぼやけていて見づらいかもしれませんが、下の矢印の先に「Limited」(限定公開)と書かれています。

この結果は限定公開されたGoogle+の投稿です。

限定公開ということは誰にでも見せたいコンテンツではありません。
“個人的”なコンテンツです。

なので、関係のないユーザーには表示されることはありません。
あなたと繋がりのある閲覧を許可した人だけ、非公開であればあなただけに表示される結果もあります。

Google+やPiccasaで共有された写真も該当します。
写真に付けられたタグで判断されてパーソナライズ検索に出てくることもあります。

Google+が、直接的、間接的によりいっそうパーソナライズ検索に入り込んできます。

パーソナライズ機能はデフォルトでON(有効)になっています。

右上の矢印の先にある「地球」マークのアイコンをクリックするとパーソナライズ機能をOFF(無効)にできます(!)。
※この記事の最初に貼った画像がそれを拡大したものです。

便利なのはその検索結果ページだけで有効・無効を切り替えられる点です。

左隣にある人型のアイコンをクリックすると元のパーソナライズ検索結果に戻せます。

完全に無効化したい場合は検索設定でOFFにできます。

反対に、「パーソナライズされた結果だけを見たい」という要求(そんなのがあるのか?)を満たすこともできます。

左上の矢印の先にある「… personal results」というリンクをクリックするとパーソナライズされた結果に絞り込めます(自分の検索結果を誰が乱している変化させているのか調べられますね)。

プロフィール検索

「プロフィール検索」では人を探しやすくなります。

「山田太郎」さんのようにたくさんいそうな名前の人を検索したとすると、有名な田中太郎さんではなくあなたと関係の近い田中太郎さんが優先的に表示され、オートコンプリートにも提示されます。

オートコンプリートに出てきた場合、さらにその山田太郎さんのGoogle+のプロフィールへのリンクも加わります。

プロフィール検索

上のキャプチャでは、検索者がGoogle+のサークルに入れているBen Smithさんが1位に表示され、オートコンプリートにそのBenさんのプロフィールページへのリンクが合わせて出てきているのが分かります。

人とページ

「人」というのはGoogle+のユーザー、ページというのはGoogle+のページ(ビジネス用アカウント)のことです。

検索キーワードに対して、Googleがおすすめするユーザーとページが検索結果の右側に表示されます。
そこから自分のサークルに直接追加することもできます。

おすすめGoogle+ユーザーとGoogle+ページ

上のキャプチャは「music:で検索したページに出てきたおすすめGoogle+ユーザーとGoogle+ページです。

Search plus Your Worldは数日のうちに全ユーザーに行き渡ります。

ただし最初にも言ったように、Google.comだけに限られます。

Matt Cutts氏によれば、

Right now, it’s only for signed in google.com users. I think all the right people are looking at how to make it available on non-.com domains though.

とのことなので、Google.com以外でも導入の準備、少なくとも検討はされていそうです。

限定公開の表示など今まで以上に個人的な情報がやりとりされます。

プライバシーの保護が大切になってきます。

ここで登場するのが標準になったSSL検索です。

Googleとユーザー間の通信はすべて暗号化され、第三者が盗み見見ることはできません。
激しい批判があるにもかかわらずSSLをデフォルトにした理由の1つが Search plus Your World によるパーソナライズ検索の強化だったのです。

となると、次にSearch plus Your Worldが導入されそうなのは、SSL検索が新たに標準になった英・独・仏のGoogleと僕は予想します。

日本のGoogleにSearch plus Your Worldが導入されるとしたら、Google.co.jpへのSSL検索の導入以降かもしくは同じタイミングになるでしょう。

昨年は検索とソーシャルの融合が進んだ年でもありました。
この流れをGoogleはさっそく加速させてきました。

冒頭でも言ったように、今のところ米Googleのみ、そしてGoogleアカウントにログインしているユーザーだけが対象です。

僕たちと違って、Googleアカウントにログインしている一般ユーザーはそれほど多くはなさそうです。

データを持っているわけではありませんが、いろいろな情報を見ていると多く見積もっても10〜20%くらいではないでしょうか。

このブログの読者に限って言えばもっと数字は高くなりそうですが、ジャンルによっては1桁台になるかもしれません。

なので米国先行でSearch plus Your Worldが始まったからといって大慌てすることはありません。

「SEOオワタ」の釣りネタが出てきても無視してください。

とはいっても、Google+によって得たソーシャルデータをもっともっと検索にGoogleが取り入れてくるのは明らかです。

無理矢理感がないわけではありませんが、Google+を無視することはできません。
少なくともGoogle+を利用してどんなサービスなのかの理解くらいはしておいた方がいいでしょう。

P.S.
こうやって一般ユーザーだけではなくウェブマスターもGoogle+に巻き込ませるのもGoogleの狙いかも。

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