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Googleは、2012年3月に実行した検索品質改善を公式アナウンスしました。

マンスリーイベントになっている「Search Quality Highlights」(サーチ クオリティ ハイライト)シリーズの3月版です。

【参考】

発表された改善は50以上に及びます。
数が多いので、今日は前編として24個を解説します。

1. 数学記号のオートコンプリート

[ローンチ・コードネーム: Blackboard / プロジェクト・コードネーム: Suggest]
これまでは正規化していた “+” と “-”, “*”, “/”, “^”, “(“, “)”, “=” の数学記号の処理を改善し一般的な方程式を検索しやすくした。

2. 記号のインデックス処理改善

[ローンチ・コードネーム: Deep Maroon]
非常によく使われる次の記号をインデックスするようにした: “%”, “$”, “\”, “.”, “@”, “#”, “+”

3. ニュースのグルーピングのスコア改善

[ローンチ・コードネーム: avenger_2]
ニュース結果では同じような話題をまとめてグループ化している。グループの順番を決める採点システムがあり、これをわずかに改良し結果としてニュースのまとまり(クラスタ)により適切な順位付けができるようになった。

4. サイトリンクのデータのリフレッシュ

[ローンチ・コードネーム: Saralee-76]
サイトリンクを生成するデータの一部はオフラインで処理される。このオフラインのデータを更新した。この更新は数週間の幅で頻繁に行われる。

5. オートコンプリートのバックエンド処理、カバー範囲の改善

[ローンチ・コードネーム: sovereign / プロジェクト・コードネーム: Suggest]
オートコンプリートで予測する際のシステムの統合とコールを減らしたことで、CPUをより効率的に使用しより適切な予測候補を出せるようになった。

6. パスワード変更処理の改善

パスワードを変更したときはすべてのコンピュータからサインアウトしなければならない。検索以外のすべてでこれを徹底した。

7. プロフィールページのインデックス改善

[ローンチ・コードネーム: Prof-2]
200以上のソーシャルメディアサイトでの公開プロフィールページを適切に理解しインデックスするようになった。

8. ユニバーサル検索のニュース結果のUI改善

[ローンチ・コードネーム: Cosmos Newsy / プロジェクト・コードネーム: Cosmos]
ユニバーサル検索のトップに表示するニュース結果のクラスタにより多くの記事を載せることでデザインを変更した。いろいろな大きさのクラスタにまとめるほか、トップ記事に大きなフォントを使ったり大きな画像を使ったり、著者の情報を追加したりするようにした。

9. ナビゲーショナルクエリの結果の改善

[ローンチ・コードネーム: IceMan5]
ナビゲーショナルクエリは「New York Times」や「wikipedia.org」のように特定のウェブサイトを探す検索。このタイプの検索の結果をより適切に返すようにした。

10. ハイクオリティ サイト アルゴリズムのデータ更新とフレッシュネス改善

[ローンチ・コードネーム: mm / プロジェクト・コードネーム: Panda]
パンダ・アップデートのデータ更新(ツイートでアナウンス済み)。またデータベースを最新に保つための改善も全体的に行った。

11. UEFAチャンピオンズリーグとKHLの結果速報

UEFAチャンピオンズリーグとKHLの試合結果の速報を検索結果に出すようにした。

12. テニスの結果速報

[ローンチ・コードネーム: DoubleFault]
テニスの試合の結果速報を検索結果に出すようにした。

13. より関連性の高い画像検索結果

[ローンチ・コードネーム: Lice]
画像検索に対して、ランディングページの質を測るシグナルを調整した。ランディングページの質が悪かったとしても、より関連性の高い画像を見つけることができる。

14. 全言語における、より最新の画像検索結果予測

[ローンチ・コードネーム: imagine2 / プロジェクト・コードネーム: Suggest]
英語の検索でより関連性の高い画像をオートコンプリートで予測するようにしたが、これを全言語に展開した。

15. セーフサーチ アルゴリズムの調整

[ローンチ・コードネーム: Fiorentini, SuperDyn / プロジェクト・コードネーム: SafeSearch]
望まないユーザーにはアダルトコンテンツを出さないようにする新しい方法を開発した。

16. アンカーテキスト処理の調整

[ローンチ・コードネーム: PC]
アンカーテキストに関係した分類子(鈴木注: 「分類子」(Classifier)とは、これはこっち、これはあっち、と分ける仕組みのこと)の1つの使用を停止した。別の方法を使ったアンカーテキストのほうがもっと卓越した結果を出せることが実験から分かった。この構成要素を停止することでスコアリングがより操作されにくく堅固になった。

17. ユニバーサル検索の画像結果のコードベースの簡素化

[ローンチ・コードネーム: Galactic]
ユニバーサル検索での画像結果が通常のウェブ検索でもっと役立つように改善した。同時に画像検索も改善された。

18. アプリケーションのランキング改善とモバイルのUI改善

モバイルでアプリを検索したときアイコンやスター表示の評価、金額、ダウンロードボタンが小さなスクリーンにも収まるに表示する。AndroidかiOSなどデバイスに応じたアプリのランキングを返す。

19. ユニバーサル検索のビデオ結果のフレッシュネス

[ローンチ・コードネーム: graphite / プロジェクト・コードネーム: Freshness]
ユニバーサル検索により新しいビデオ結果を表示するようになった。

20. 好ましくない同義語の減少

[プロジェクト・コードネーム: Synonyms]
関係のない同義語での役に立たなそうな検索結果が出てこないようにした。

21. ナビゲーショナルおよびローカルのクエリ処理の改善

[ローンチ・コードネーム: ShieldsUp]
特定のウェブサイトを探す「ナビゲーショナル」と場所を探す「ローカル」の両方の意図を持つクエリが存在する。この調整で、どちらの結果を表示するかのバランスをとり、ナビゲーショナル結果かまたはローカル結果を適切に返せるようになった。

22. フレッシュネスの改善

[ローンチ・コードネーム: Abacus / プロジェクト・コードネーム: Freshness]
昨年行った最新の情報を返す改良(鈴木注: フレッシュネス・アップデートのことか?)はコンピュータにかかる負荷のためニュース関連に限られていたが、すべての検索に適用するようになった。

23. サイトのクオリティを検出する処理の改善

[ローンチ・コードネーム: Curlup]
サイトの品質を検出するためのずっと昔からあるシステムにいくつか改良を加えた。分類の信頼度が大きく上がった。

24. アンカーテキストの解釈と利用の改善

アンカーテキストを解釈して利用し、ある検索クエリやサイトに対してアンカーテキストがどのくらい適切かを決定するシステムを改善した。

僕の気を引いたのはまず10番のパンダ・アップデートです。
日本版パンダはやっぱりまだのようですね。

23番はパンダ・アップデート関係に思えるのですがどうなんでしょう?

そして、記事タイトルにも含めたように16番と24番のアンカーテキスト関連の変更ですね。

といっても僕が気になったのは、何が評価要素として外されたのかやどのように評価方法が変わったのかではなくて、リンク頼みでSEOをやっている人たちがどんな反応、どんな分析をするかです。

WebmasterWorldの関連スレッドを見ていると、アンカーテキスト評価の変更で順位変動したに違いないというレポートがいくつか書き込まれています。

でも、Google以外の誰に分かるでしょうか?

突然に実行されのなら大変動が発生してもっと大きな騒動になっていてもおかしくなくて、テストを繰り返しながら徐々に導入したんじゃないですかね。

完全一致のアンカーテキストの繰り返しでフィルタがかかったり、ブランドリンクが評価されだしたりとか、これらもひょっとしたら含まれているかもしれません。

でも自作自演リンクやリンク販売・購入してなければ、さほど重要でないことだったりします。
自分ではほとんどコントロールできないことですからね。

それでもリンク師のみなさん、興味はあるので分析結果を待ってます。乙w

【パンダ・アップデート履歴】

  1. パンダ・アップデート導入 on 2月24日
  2. パンダ・アップデート更新 on 2011年4月11日
  3. パンダ・アップデート更新 on 2011年5月10日近辺
  4. パンダ・アップデート更新 on 2011年6月16日近辺
  5. パンダ・アップデート更新 on 2011年7月22日近辺
  6. パンダ・アップデート更新 on 2011年8月12日
  7. パンダ・アップデート更新 on 2011年9月27日
  8. パンダ・アップデート更新 on 2011年10月3日
  9. パンダ・アップデート更新 on 2011年10月13日
  10. パンダ・アップデート更新 on 2011年11月19日
  11. パンダ・アップデート更新 on 2012年1月15〜21日の週のどこか
  12. パンダ・アップデート更新 in 2012年2月(日にちは不明)
  13. パンダ・アップデート更新 in 2012年3月(今回、日にちは不明)

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