米スプリント・ネクステルがUGCスパムを理由にGoogleから警告を受ける

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米スプリント・ネクステル(Sprint Nextel)が、ユーザーが作ったスパムコンテンツが原因で品質ガイドライン違反の警告をGoogleから受けました。

スプリントは米国第3位の大手携帯電話事業者です(ソフトバンクが買収を進めていますね)。

掲示板に書き込まれたスパムコンテンツ

下の警告メッセージをウェブマスターツールで受け取ったスプリントのサイト管理者が公式ヘルプフォーラムで助言を求めました。

Google has detected user-generated spam on your site.

Googleは貴サイトでユーザー生成スパムを検出しました。

メッセージには具体的な問題箇所は示されていなかったようです。

米Googleのウェブスパムチームのトップ、Matt Cutts(マット・カッツ)氏が登場し理由を説明しました。

ユーザーが掲示板に書き込んだスパム的なコンテンツが問題になっていたことをMatt Cutts氏は指摘しています。

掲示板に買い込まれたスパムコンテンツ
※iPhone5のカテゴリに投稿されたアイアンマン3の動画のダウンロードを紹介する書き込み

スパムコンテンツが書き込まれた昔のコンテンツはすでに削除されているものの最近書き込まれたスパムコンテンツに対しては対応が追いついておらずそのままの状態になっていたようです。

ユーザーがコンテンツを投稿できるサイトでは監視体制を整える

「UGC」(User Generated Content)と呼ばれることもあるユーザー生成型のコンテンツは、フォーラムや掲示板のようなコミュニティサイトに加えてブログのコメントも含みます。

つい最近は、Mozillaのサイトがスパムコメントが理由でスプリントと同じ警告を受けたばかりです。

Mozillaのケースでは、サイト全体に対して手動の対応が与えられたわけではなく問題になっているページだけがインデックスから削除されました。

今回のスプリントのケースも同様の処置だったと思われます。

サイト全体の悪影響が及ぶことがないとはいえ、ユーザーの投稿で成り立っているUGC系のサービスを提供しているサイトではスパマーに不正利用されてないように日々の監視が必須です。

読者からのコメントがどの記事にもたくさん書き込まれる人気ブログを、もしあなたが運営しているならコメントチェックも重要になります。

問題にならないか、すべての投稿、書き込みを絶えず巡回し問題を発見したのならばすみやかに削除しなければなりません。

バックリンク元として悪用されることに対しては、nofollow属性が自動的に付くように設定すれば対処できます。
しかしポルノやギャンブルなどコンテンツそのものに問題がある場合や良くないダウンロードを促すものに対しては目視が必要になるでしょう。

UGCには、魅力的なコンテンツが一人でに集まるメリットがあると同時にスパムに利用されやすいデメリットがあることも念頭に置いて運用してください。