Google+(グーグル・プラス)の投稿がインデックスされ始めた

Googleが限定公開している独自のソーシャルネットワークサービス、Google+の投稿が検索結果に現れるようになっています。

検索結果に表示されるGoogle+の投稿

上のキャプチャはGooogle+の投稿がインデックスされていることを示すために意図的に表示させた検索結果です。

一般的な検索でGoogle+の投稿が検索結果にどのように入り込んでくるかは未知数です。
※検索結果に差し込むならタイトルをもっと考えてほしいですね

すべての投稿がインデックスされるわけではなく次のような要因が関係してくるのではないかという分析があります。

  • 一般公開されている
  • ユニークなコンテンツがある
  • 十分な量のコンテンツがある
  • 十分な人数のユーザーに共有されている
  • コメントが書き込まれている

一般公開されていることは必須です。
Google+では、特定のユーザーや“サークル”と呼ぶ、任意のユーザーをまとめるグループ単位で投稿を公開できます。
公開する範囲を絞った投稿はインデックスされない、つまり検索結果に出てきません。

共有(Twitterでいうリツイート)されているかどうかも確かに関わっていそうです。

Google+は、限定公開ながらも登場からわずか2週間ほどで登録ユーザー数が1,000万人を超えたそうです。
ともすると、すでに2,000万人を超えているかもしれません。
【UPDATE】1,800万人に迫る勢いという話あり。

少なくとも今のところは、予想以上に順調な滑り出しと言っていいのではないでしょうか。

Twiiter(やFacebook)ほどに一般ユーザーの間に普及するかはまだ分かりませんが、もし誰もが使うサービスに成長すればGoogleの検索にも影響を与えてくることも考えられますね。

Googleは、Twitterとの契約を更新せずにリアルタイム検索を終了しました。

「Google+との統合を模索している」とツイートしていたように、Google+の投稿を主なデータソースとしてリアルタイム検索が復活する可能性もありそうです(現状ではリアルタイム表示にはほど遠い)。

Google+が検索結果に影響するか、リアルタイム検索復活の足がかりになるかは一にも二にもどれだけ多くのユーザーが参加するかにかかってくるでしょう。

僕はここ1週間ほどTwitterよりも積極的にGoogle+を使っています。
Twitterよりもできることが多く、Twitterとは違った面白さがあります。

ただできることが多い分、すべてを使えているわけではありません。
それにシンプルさという点では、逆に考えると一般ユーザーにとってはTwitterよりもとっつきにくくなっているとも言えます。

そして知り合いのいないソーシャルネットワークほどつまらないものはありません。

日本でGoogle+を利用しているのは、ソーシャルネットワーク好きの人・新しもの好きの人に限られていそうです。

“みんな”が使っていないと“みんな”使わないでしょうね。

誰もが使うサービスに発展するか注視していきます。

P.S.
個人的には、Google+ってTwitter以上に面白くなりそうだし、なってほしいと思ってます。
興味のある人は招待できるので、問い合わせフォームからリクエストしてください。