海外SEO情報ブログの読者のみなさん、新年明けましておめでとうございます。
今日から通常の更新に戻ります。
今年もよろしくお願いいたします。

2011年最初のエントリは、GoogleへのモバイルサイトのXMLサイトマップ送信についてです。

英語版のGoogle Webmaster Central公式ヘルプフォーラムで次のような質問がありました。

PC向けサイトとモバイル向けサイトを同じURLで公開していてコンテンツはほぼ同じだが、モバイルサイトマップを送信しても問題はないだろうか?

Google社員のJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のように回答しています。

サイト全体をモバイル版で作成しているなら、そのURLをモバイルサイトマップでも同様に送信するといい。つまり通常のサイトマップを送信して、かつモバイルサイトマップで同じURLを送信する。通常のウェブ版コンテンツと同じURLを使っていたとしても、私たちはモバイルコンテンツを別々にクロール・インテックスする。

PC用とモバイル用で同じURLを使っていたとしても、XMLサイトマップはそれぞれ別個に送信したほうがよいとのことです。

またここで言う“モバイル”というのは、iPhoneやAndroidのようなスマートフォンではなく、昔ながらの携帯電話、いわゆる“ケータイ”のことを指すそうです。

モバイルというのは従来からある携帯電話のブラウザのことを意味していて、スマートフォンのことではない(進んだ機能を持っているので、一般的にはスマートフォンをデスクトップのブラウザと同じように私たちは取り扱う)。スマートフォンのために特別なCSSやHTMLのテンプレートを使用するのはいいことだけれど、そのためのモバイルサイトマップを送信する必要はない。スマートフォンだけに注力できれば、ものごとはもっと簡単になるだろう。でも限られた閲覧機能しか持たない昔ながらの携帯がまだ大量に世間には存在している。

スマートフォン用のサイトに対しては、専用のサイトマップを送信する必要はありません。
スマートフォンのアクセスはPCと同等に取り扱うとのことです。

“ケータイ”専用のページを公開しているときに限って言えば、URLがPCと同じだとしてもXMLサイトマップを送信したほうがいいようですね。

2011年にGoogleはクローキング対策を強化する方針だというMatt Cutts(マット・カッツ)氏のツイートを去年の最後のエントリで引用しました

PCサイトとモバイルサイトを同じURLで公開しているときは、クローキングと判定されないように注意しましょう。
GooglebotにはPC用のページを、Googlebot-Mobileにはモバイル用のページを見せていることを確実にしてください。

GooglebotとGooglebot-Mobileに別々のページを見せること(PCユーザーとモバイルユーザーに別々のページを見せること)に問題はありません。
ただしPCからアクセスしたユーザーとGooglebotには同じページを見せなければならないし、モバイルからアクセスしたユーザーとGooglebot-Mobileには同じページを見せなければなりません。

不安なときは、公式ブログでの解説をよく読んでおいてください。

P.S.
PC版とモバイル版でURLを別々にすると、被リンクやPageRankなどが分散が起こるかもしれません。
そこでこんな方法を思いつきました。

  1. PC用のURLをページA、対応するモバイル用のURLをページBとする。
  2. モバイルユーザーがアクセスしたときには、ページBに302リダイレクトする。
  3. Googlebot-Mobileがアクセスしたときも同様にページBに302リダイレクトする。
  4. ページBにはrel=”canonical”タグで、対応するページAを指定しておく。

こうすると、SERPに表示されるURLやタイトル、スニペットはPC用のページAになります。
しかしモバイルからアクセスすると、リダイレクトされてページBが表示されます。
したがってユーザーに伝えるURLはモバイル版であってもPCと同じで済みます(リダイレクトされるから)。

モバイル版のページBにリンクが張られたとしても、rel=”canonical”の働きでPageRankはリダイレクトされることなくページAに統合されます。

またモバイル用のページBが存在することをGoogleに伝えるために、Mobile Link Discovery(モバイル・リンク・ディスカバリー)を使ってページAからページBを指定しておきます。

ちょっとトリッキーな手法ですが、「サブディレクトリをホームページにする方法」としてGoogleが教えてくれた方法の応用技なので、クローキングなどガイドライン違反にはならないはずです。

理論的にはいけるはずですが検証はしていません。
あくまでも、「理論上は」なのでGoogleが思惑どおり処理してくれるかは分かりません。
どなたかトライして結果を教えてください。

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Comments

  1. By 新里 on

    鈴木様、新里と申します。

    いつも参考にしています。

    今回のエントリーに関して質問させて下さい。

    PSの箇所をテストしてみたいと思うのですが、

    >Googlebot-Mobileがアクセスしたときも同様にページBに302リダイレクトする。

    この部分は、どうすれば出来るのでしょうか?

    .htaccessに302リダイレクトの記述を書けばOKでしょうか?

    具体的には、

    RewriteEngine On
    RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} ^(DoCoMo|KDDI|DDIPOKET|UP\.Browser|J-PHONE|Vodafone|SoftBank)
    RewriteRule ^$ /m/ [R]

    と書けば、OKでしょうか?

    上の記述で、

    >モバイルユーザーがアクセスしたときには、ページBに302リダイレクトする。

    が出来るのは分かるのですが、

    .htaccessに302リダイレクトの記述を書けば、

    >Googlebot-Mobileがアクセスしたときも同様にページBに302リダイレクトする。

    も同時に達成出来るのでしょうか?

    説明が分かりにくいかもしれませんが、よろしくお願いします。

    新里

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    こうかな?(未検証)

    RewriteEngine On
    RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} ^(DoCoMo|KDDI|DDIPOKET|UP\.Browser|J-PHONE|Vodafone|SoftBank|Googlebot-Mobile)
    RewriteRule .* http://www.example.com/m/$1 [R=302,L]

    ※UAの「Googlebot-Mobile」以外で、各キャリアのモバイル端末がすべて含まれているか確認してください。

  2. By 新里 on

    鈴木様、新里です。

    素早い回答ありがとうございますm(_ _)m

    302リダイレクトの記述の訂正のご指摘ありがとうございます。

    >※UAの「Googlebot-Mobile」以外で、各キャリアのモバイル端末がすべて含まれているか確認してください。

    これは、サーバーのログを見て、各キャリアのモバイルのクローラー(?)がきっちりアクセスしているか確認してください、という意味でよろしいでしょうか?

    以上です。

    よろしくお願いします。

    新里

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    各キャリアのUAをホームページで調べて漏れがないことを確認してくださいということです。

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