サイトのフッターに数多くの内部リンクを設置しているサイトをときどき見かけます。
SEO的な効果を狙っているようにしか思えないケースもありますが、場合によってはGoogleにスパム扱いを受ける危険性を高めているかもしれません。

Google社員のJohm Mueller(ジョン・ミューラー)氏がGoogle Webmaster Central公式ヘルプフォーラムで次のようにコメントしています。

In general, having a full “sitemap” in the footer rarely helps, and might be mistaken for an attempt at keyword stuffing. Using a normal HTML-sitemap page is probably a better idea — or just linking normally between the pages in a way that gives context to each page as you’re doing now.

一般的には、完全なサイトマップをフッターに置いてもまず役に立たない。それどころかキーワードを詰め込こもうとしていると間違われることがあるかもしれない。通常のHTMLサイトマップを使った方がいい考えだと言える。または今やっているように互いに関連のあるページ同士で普通にリンクしあうかだ。

ランキングが下がったのはハッキングされたことが原因ではないかというサイト管理者からの質問に対して、そうではなくスパム風なフッターリンクに原因があったかもしれないと、Johm Mueller氏が上のように返信しました。

小さなフォントで書かれた数多くのリンクが元々はフッターに設置されていたようですが、この質問が投稿されたときにはすでに撤去されていて、好ましいことだと褒めています。

『良い相互リンクと悪い相互リンク、良いフッターリンクと悪いフッターリンク』のエントリでも説明したように、外部サイトへのリンクであろうが内部ページへのリンクであろうが、SEOだけを意識した詰め込み型のリンクは意味がないどころか時にはスパム判定の要因になることがありそうです。

大手のサイトがやっているからと言って、真似すべきではない施策も多いのです。

たとえば、米国で最大手の靴のディスカウント通販サイト、Zappos(ザッポス)のフッターリンクは“秀逸”です。
ページ全体の3分の1はあろうかという、フルサイトマップの巨大なフッターが全ページにドカンと居座っています。
「デカすぎだろ」とツッコミたくなります。

詰め込みには見えずきれいに整理されているのでスパムの様相はほとんど感じられないものの、このサイトのSEOに携わった人物は、「ドメイン名のオーソリティが十分あって、他の面でSEOの評価を得ているZapposだからできることで、マネする例としては使いたくない」とコメントしています。

検索エンジンのクローリングを促すという点ではフッターにたくさんの内部リンクを設置することに意味はあるかもしれませんが、小さな文字で羅列したリンクの塊はペナルティ要素としてのデメリットのほうが大きいように思います。

クローリングを促進したいならHTML形式のサイトマップページを別途儲けるべきです。
XMLサイトマップを送信していたとしてもHTMLサイトマップはSEOにおおいに役立ちます。

ユーザー相手ではなく検索エンジン相手のフッターリンクはおススメしません。
年末の大掃除で見過ごしていないかチェックしてみてくださいw

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