PWAサイトに2つのXmasプレゼント!Microsoft EdgeとApple Safariが開発版でService Workerをデフォルトで有効に

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Microsoft Edge ブラウザの開発版と Apple Safari ブラウザの開発版がともにデフォルトで Service Worker のサポートを有効にしました。

Safari と Egde は Service Worker をサポートせず

PWA(プログレッシブ ウェブ アプリ)の構築には必須と言ってもいい、Service Worker を現状でサポートするメジャーなブラウザは、Google の Chrome と Mozilla の Firefox です。
ほかには、Opera や Samsung Internet などのブラウザも Service Worker をサポートしますが、通好みのブラウザの範疇に入るでしょう。

一般ユーザーが利用するメジャーなブラウザである、Apple の Safari と Microsoft の Edge は、Service Worker をサポートしていません。
Service Worker をサポートするようにしばらく前に開発版でのサポート準備が始まっていたものの、デフォルトでは無効でした。

Safari と Egde でも PWA 体験を

Windows 10 Insider Preview は Windows 10 の開発版です。
ビルド 17063 に搭載される Edge では、Service Worker のサポートがデフォルトで有効になりました。

同様に、Safari Technology Preview は Safari の開発版です。
バージョン 46 で Service Worker のサポートがデフォルトで有効になりました。

Service Worker は PWA と密接に関わっているとはいえ、必ずしも必須の要素ではありません(PWA はアプリ体験をウェブで実現する技術の総称)。
事実、Service Worker をサポートしていない iOS でも PWA サイトで成功を収めた事例があります。

そうは言えど、Service Worker をサポートしているのといないのとでは、PWA として利用できる機能に雲泥の差があるでしょう。
ホーム画面アイコン追加やプッシュ通知、プリキャッシュ、オフラインキャッシュなど PWA の代表的な機能は Service Worker の賜物です。

iPhone のシェアが多い日本では、特に、Safari の Service Worker 未サポートが PWA 対応をためらわせていました。
まだ開発版での話ですが、正式版の Safari(と Egde)でも Service Worker がいずれ有効になるのはもう確実です。

トップ ブラウザに含まれる Safari と Egde が Service Worker をサポートすることは、PWA の拡大に大きな拍車をかけるに違いありません。

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