先週、Google AdWordsのアカウント停止が続出している件を報告しました。

海外記事が基だったのですが、日本の広告主にも適用されているようです。

ブログ読者の橋本さんがコメントを残してくれました。

来ました!
突然、何の警告もなくアドワーズアカウント停止メールが来ました。
英語で、全く同じ文面です。

停止処置を受けたのが、橋本さん1人だけということはないでしょう。
日本でも、他にもアカウントを強制停止された広告主がいたとしても不思議はありません。

参照元のWebmasterWorldでは、ようやくAdWordsの代表がコメントを残しました。
この件の問い合わせに対する広告品質チームの回答を、流用しています。

The suspensions and final warnings that are referenced in this thread are due to account level actions taken against advertisers who’ve submitted multiple sites that violate our landing page quality guidelines. This is an existing policy to discourage repeat offenders by taking account level action. These final warnings and suspensions were only applied to sites with multiple violations which were manually reviewed to ensure that our policies were being applied correctly.

Certain kinds of websites (ref1) are not allowed per our policies because the user experience is of low quality or we consistently receive negative feedback from our users about these kinds of pages. These sites include:

* Data collection sites that offer the false promise of free items, etc., in order to collect private information.
* Arbitrage sites that are designed for the purpose of showing ads
* Affiliates who provide limited value by being a bridge page with the intent of solely driving traffic to another site or who are framing an affiliate site
* Malware sites that knowingly or unknowingly install software on a visitor’s computer

You can find more information on this topic in the AdWords help center, under Landing Page Quality (ref2)

Landing page checks happen continuously, even after an ad has been approved, through both manual and automated methods. You can evaluate whether or not your site is in line with our landing page quality guidelines (ref3) If not, you can make the appropriate changes to your site or delete all ads that point to the low quality sites. Paused ads will still accrue violations against them.

We apply the same standards to all the sites that we check so violations are evaluated regardless of spend, keywords bids or history of the account.

Also note, some accounts have both allowed sites and not allowed sites. For these accounts, if you received a warning please remove the low quality sites from your account by deleting the ads pointing to these sites.

We constantly try to improve the quality of the ad experience which we believe helps both the consumer and advertiser when users can trust the quality of the site they reach when they click on an ad.

—————————-

Referenced pages as noted above:

1) Are there any types of websites that merit low landing page quality scores?
http://adwords.google.com/support/aw/bin/answer.py?answer=66238 (NOTE: this was also posted earlier in the the thread)

2) Landing Page Quality
http://adwords.google.com/support/aw/bin/topic.py?topic=16348

3) Landing Page and Site Quality Guidelines
http://adwords.google.com/support/aw/bin/answer.py?answer=46675

重要ポイントをまとめます。

アカウントの停止理由は、「ランディングページの品質ガイドラインに違反しているサイトを、何度も繰り返し投稿(リンク先として設定)した」ためです。

人間のスタッフが目視チェックしています。

次のようなサイトを、品質スコアが悪いランディングページの例として挙げました。

  • 偽の無料オファーを提供したりして、ユーザーの情報を集めることだけが目的のサイト
  • 広告だけのサイト(たとえば、AdSenseだけのページですね。AdWordsに支払う広告費と、AdSense広告のクリックによって入ってくる収益の差額で儲けます。)
  • アフィリエイトサイトで、マーチャント サイトの中間ページとしてだけのサイト(アフィリサイトへ誘導することだけが目的で、オリジナルコンテンツがほとんどないアフィリリンクやアフィリバナーだけの“ペラページ”ですね。しばらく前にはやりました。)
  • マルウェア(悪意のある不正なプログラム)を気付かれないようにインストールするサイト

最後のはともかくとして、1~3つめのサイトをランディングページとして設定している人は気を付けてください。

アドワーズラボの鷲見さんと、この件について話しました。

Googleスラップを受けた場合、ドメインを変更することで回避することができます。

しかしこの対処法は、本質的な解決策になっていません。
ランディングページ自体は変わっていないので、一時しのぎにしか過ぎないわけですよね。

「ランディングページの品質スコアが問題で広告停止」 ⇒ 「ドメインを移動して再開」、
これを繰り返していると間違いなく、アカウントを停止されてしまうでしょう。

コメントを残してくれた橋本さんも、次のように書いています。

他のサブサイトのランディングページに
一部コンテンツ不足があり、
それを他のドメインに移したのが問題だったのでしょうか?

さらに面倒なことに、「マズイかな」と広告を停止させておくだけではダメなのです。
完全に削除する必要があります。

ランディングページの品質スコアが問題で、「広告」の停止の通知が来ることがあります。
そのときは、その広告を「削除」しなければなりません。
「停止」では、依然としてガイドライン違反の状態なのです(ランディングページを修正するというのは、“あり”ですかね?)。

ランディングページで、広告をクリックしたユーザーの目的に合ったオリジナルコンテンツを提供している分にはまったく問題はありません。

しかし、ユーザーの役に立たない薄っぺらいページへ誘導することに、厳しいスタンスを取るのは、通常のウェブ検索の場合とまったく同じです。

「広告費を払ってるんだから、いいじゃん。クリックされれば、あなただって儲かるでしょ。」という安易な気持ちで広告を出稿しないほうが、身のためと言えそうです。

なお、アカウントが停止されてしまったら、別のアカウントを新たに作り直せばいいという考えも捨てたほうがよいでしょう。

別のスレッドで、AdWordsの代表は次のようにコメントしています。

Normally, when an advertiser has been banned (as you put it, katieray) it means that AdWords is declining to run further advertisements for the advertiser. In other words, it is not the account that it suspended. It is the advertiser.

“普通は、広告主がアカウント停止された時、それはその広告主が今後の広告掲載を拒否されたということではない である。言い換えれば、停止されたのはアカウントではなく、広告主なのだ。”

AdSenseと同じですね。
強制退場させられたら、再入場は決して許可されないということです。
住所を変えたり、名前を変えたりして、あの手この手というのもリスクが高すぎます。

未然に防ぐのがいちばんです。

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Comments

  1. By on

    いつも参考にさせて頂いております。
    ありがとうございます。
    誤訳のようです。

    it means that AdWords is declining to run further advertisements for the advertiser.

    それはその広告主が今後の広告掲載を拒否されたということではない。

    それはその広告主が今後の広告掲載を拒否されたということである。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    修正しました。
    ご指摘ありがとうございます。

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