[対象: 全員]

GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が、数ヶ月後に予定している検索アルゴリズムの変更について発表しました。

全部で10個あります。
昨日の記事では前半の5個を紹介しました。
今日の記事では残りの5個を紹介します。

Googleがまもなく実施予定している検索アルゴリズム更新(後半5個)

6. ハッキングされたサイト

ハッキングされたサイトに対処する取り組みを2つの手段で続けている。
1つは、ハッキングされたサイトの検出力向上。
数週間後にもっとずっと総合的な次世代の検出システムを導入する予定。
もう1つは、ウェブマスターへの伝達方法の改善。
ウェブマスターたちと僕たちの両方がハッキングされたサイトとマルウェアに感染したサイトを混同してしまっていることがある。
理想的なのは、ウェブマスターツールの一箇所で、すべての情報が手に入りクリーンアップの対処ができるようにすること。

【鈴木補足】日本でもハッキングされるケースが増えてきているようなので気を付けましょう。

7. オーソリティの認識度向上

特定の分野でのオーソリティを検知する能力を向上させオーソリティのあるサイトを上位に表示させるようにする。

【鈴木補足】医療系でも旅行系でも何でもその分野の“オーソリティ”として認められればよいそうです。ニッチなジャンルでいいのでオーソリティを目指しましょう。

8. パンダアップデートの調整

パンダアップデートに新たなシグナル(指標)を追加できないか検討中。
白か黒かが微妙なグレーゾーンにいるサイトの判断に磨きをかけるため。
こういったサイトへの効果を緩和させるだろうと僕たちが考えるシグナルをパンダアップデートに追加すれば、パンダアップデートの影響をこれまでに受けてしまったサイトをある程度助けられるだろう。

【鈴木補足】高品質と低品質のボーダーラインに存在するコンテンツを今までほど厳しくクロ判定しないようにするのでしょう。

9. クラスタリングの改善

検索結果ページをめくっていくと同じドメインからの結果ばかりだというフィードバックをもらっている。
1ページ目ではそういったことがないようにしているが2ページから後では同じドメインからの結果が出やすくなっている。
基本的に、1ドメインからのクラスタリングを見たら次のページからはそのドメインの結果が少なくなるように調整したい。

【鈴木補足】「クラスタリング」は同一ドメインからの複数のページがまとまって検索結果に出てくることです。クエリによっては同じドメインのサイトで検索結果が埋め尽くされることがあります。これを改善するとのことです。

10. ウェブマスターへの情報提供

もっと多くの情報をウェブマスターたちに提供できる方法を見つけ出すための取り組み続ける。
ハッキングされたサイトに詳しい情報を伝える他にも、サイトを診断して対処するのに利用できる具体的な詳細やサンプルのURLを知らせるやり方を検討中。

【鈴木補足】例に挙げているのは不自然リンク警告に対してですね。不自然なリンクのサンプルを教えるメッセージをテスト的に一部のユーザーに送っています。

アルゴリズムを追わない

昨日と今日の2回に分けて、Matt Cutts氏が明らかにしたGoogleが今後数ヶ月の後に実行予定のアルゴリズム変更を解説しました。

今回のMatt Cutts氏の説明を聞いて「どのように対策すべきか?」という思考が沸いたり「マット・カッツが◯◯と言っていますがどうしたらいいですか?」とSEO関係者に質問したりしたとしたらそれはユーザーを見ずに検索エンジンばかりを見ている証拠です。

昨日の記事ではスルーしましたが、ビデオの冒頭でMatt Cutts氏はとても大切なことを言っています。

僕たちが目指していることは常に同じで不変だ。

それは、ユーザーがとても気に入って友だちに紹介したりブックマークに追加したり何度も何度も訪問したりするような素晴らしいサイトを作ることだ。
魅力的なものにするためにあらゆることをやらなければならない。

それがあなたの目指すゴールでありそのゴールと僕たちの足並みがそろっていて、ユーザーのために一生懸命位に取り組む限りはあなたの作った高品質なコンテンツをユーザーに見せられるように僕たちも頑張るつもりだ。

ビデオの途中では次のようにも言っています。

SEOをやるときはいつでも質の高いコンテンツを作っているとしたら、いろいろな変更があるけれど心配するような驚くべきことではない。

ブラックハットのフォーラムをうろついてさまざまな類のスパム的な手法を交換しあっているとしたら、一大イベントの夏になるだろう。

僕のブログ読者には「短期間で上位表示するSEO」をいまだに探求している人はいませんよね。
小手先のテクニックや裏ワザにこだわったりガイドライン違反を承知でスパムを続けていたりする人だけが差し迫っているアルゴリズム更新に戦々恐々するのです。

ペンギンアップデート2.0を筆頭に、僕たちにとっては「早く来て大変動を起こしてくれないかな」を期待するものばかりだったのではないでしょうか。

Matt Cutts氏の発言にむやみに影響されることなくユーザーに最高の体験をしてもらうためのSEOにこれからも取り組み続けましょう。
そしてビクビクしながらではなくワクワクして夏を待ちましょう。

P.S.
僕たちが気になるのは、Matt Cutts氏が言うほどに本当にスパムサイトを駆逐できるのかということです。
Matt Cutts氏の今回のビデオは「ムダだから悪いことはやめなさい」というスパマーに対する警告の意味も込めていそうです。
それに英語圏では効果があったとしても日本語圏では期待はずれということも十分にありえますしね。
どうなることでしょうか。

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