WebmasterWorldで、過去にペナルティを受けていたドメイン名を、そうとは知らずに買ってしまったウェブマスターがスレッドを立てました。

“古いサイトのスパミーなページがまだインデックスに残っていて、一方では自分がアップしたページはクロールされているもののインデックスされていない。所有者が変わったことがGoogleには分かっていないのではないか。どうするべきか?”

この場合、最善の対応策はGoogleウェブマスターツールから再審査リクエストを送信することです。

再審査リクエストはペナルティ判定を受けた時に、「修正しました。ゴメンナサイ。もう悪いことはしません。許してください。元に戻してください。どうかお願いします。m(__)m」という謝罪メッセージをGoogleに送るツールです。(笑)
※正しい謝り方は、『Googleペナルティ解除のための再審査リクエスト送信のコツ』を読んでください。ただし検索順位を意図的に操作する行為だと自分で分かっているユーザーがペナルティを受けた時は、再審査リクエストを送ってもほぼ無視されます。

しかし、再審査リクエストは、以前のドメイン名の所有者が悪事を働いていることを知らずに取得してしまった際に、「それは私が犯した罪ではありません。赤の他人の仕業です。私はまったくの無実です。」と、いわれのない前科をチャラにしてもらうのにも利用できます。

当然、それまでの被リンクやドメインエイジといった過去の履歴はすべてリセットされて、ゼロからのスタートになります。
でも、ペナルティといった負の財産まで引き継ぐことに、なんらメリットはありませんね。

まったくの新しいドメインとしてスタートできます。

ところが、いったんペナルティやインデックス削除の制裁を受けたドメインは再利用すべきではなく、別に作り直したほうがよいとGoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は、先日のPucConでのサイトクリニックセッションで発言しました。

僕がWeb担の『海外&国内SEOウォッチ』で説明した部分を、引用します。

●インデックス削除されたドメイン名はあきらめる
一度インデックスから削除されたり、厳しいペナルティを受けたサイトを元に戻すのは難しいから、あきらめて新たに作り直したほうがいいと、マット・カッツ氏はアドバイスしたそうだ。ランドが推測するに、程度のひどいペナルティは、バックリンク構成に起因することが多く、大量に集めたリンクの中から引っかかるものだけを探し出して修正するのは、非常に困難だからだろうとのことである。

自分自身のSEOのやりすぎが原因で、ペナルティ/インデックス削除を受けた場合は、回復は困難です。
原因がバックリンクによるものらしき場合が、特にです。

どのバックリンクが問題になっているか特定するのは、かなり難しいでしょう。
それに、あるバックリンクの検出が引き金になって、それまで見つかっていなかった不正なバックリンクが芋づる式にばれてしまうかもしれません。

ときには当該サイトだけではなく、リンクでつながった同じ管理者の別のサイトにも検閲が及ぶかもしれません。

「一網打尽」状態ですね。

インデックス削除/ペナルティの制裁を受けたサイトを復活させるのに、多大な時間と労力を費やしても回復の見込みがないことを考えると、ある時点で見切りをつけることも時には必要でしょう。
それまで稼いでいたサイトを手放すのは、一大決心がいるとは思いますが。

ということで、Googleにインデックス削除 / ペナルティ制裁された時の2つの対処法は、次のとおりとなります。

  1. 再審査リクエスト ⇒ 自分にまったく非がない場合、SEOに疎いため知らずに犯してしまった場合
  2. あきらめる ⇒ SEOのやりすぎの場合

ペナルティを受けた時、自分がどちらに該当するかは判断できるでしょう。
僕のブログ読者なら、きっと「2」でしょうけどね。w

ちなみに補足になりますが、WebmasterWorldでフォーラムアドミニストレータのtedsterは、次のようにコメントしています。

Google spokespeople have told us several times that they can “turn off” the power of any link. Before they suggested rel=”nofollow” to the rest of the world, they already had that technology and were using it to drop links they had decided were trash. I’m pretty sure that discounting individul links is not anywhere near the highest complexity they’ve got in their tool kit.

簡単に言うと、Googleは、どんなリンクでも効力を無効にできるそうです。
そのためのツールを持っていて、個々のリンクの評価を下げたり無効化したりするのは造作もないことだとのこと。

自分では被リンクになっていると思っていても、実はなんの手助けにもなっていないということがありえます。
有料リンクの怖いところがこれです。
僕は有料リンクの購入を必ずしも否定しませんが、効果測定はしておかないと無駄なお金を払うことになります。

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Comments

  1. By on

    管理サイトが2度連続でペナルティを受けましたが、
    共に再審査リクエスト受理後、約3週間で復活しました。

    プログラマなどが、“後で使うかも知れない”情報を
    display=”none”でおいていたのが引っかかったりしました。

    気付かせてくれたGoogleに感謝です(苦笑)

    日本ではまだまだYahoo! > Googleなので、
    自分に非がないのにGoogleペナルティを受けた場合は、
    Adwordsでフォローしつつあせらずに待つことが大切でしょうか。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    ペナルティ解除してもらえて、良かったですね。
    善良なウェブマスターとして見てもらえている証拠です。w

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