[対象: 中〜上級]

ペンギンの中に入っているパンダ
ペンギン・アップデートからの回復が、ペンギン・アップデート更新ではなくパンダ・アップデート更新のタイミングで起こったという興味深い2つの事例がSearch Engine Journalで紹介されています。

これらの事例を記事で紹介したのは、 Glenn Gabe(グレン・ゲイブ)氏というコンサルタントです。

ゲイブ氏はパンダ・アップデートとペンギン・アップデートにやられた100以上のサイトを分析し対応に当ってきました。

それらのサイトのなかで、ペンギン・アップデートからのリカバリに成功した2つのサイトをケーススタディとして各記事で紹介しています。

不思議なのは、ペンギン・アップデートのリカバリと思われるトラフィックの復活が始まりだしたのがパンダ・アップデートの更新と一致しているという点でした。
ペンギン・アップデートによって明らかにやられたはずなのに、ペンギン・アップデート更新ではなくパンダ・アップデート更新と同時にトラフィックが戻り始めたのです。

パンダ・アップデートもペンギン・アップデートも通常のインデックスとは別のところでオフライン処理され常に最新の状態が反映されるわけではありません。
Googlebotが再クロールと再インデックスし結果を再プロセス処理するといったように一連の流れが自動で行われるわけではないのです。
イメージ的には、最新のデータの準備が整った後に“ポチッ”と人間がボタンを押して本インデックスに統合させるような感じです。

パンダ・アップデートは今はだいたい1ヶ月強くらいの間隔で更新が実施されています。

しかしペンギン・アップデートに関しては4月の導入以来、5月10月に2度実行しただけです。

導入から1回目の更新の間隔はともかくとして、1回目から2回目までには4ヶ月以上のブランクがあります。
2回目から今日までは40日ほど経過しています。

グレン氏は、1つ目のケースでペンギン・アップデートからのリカバリがパンダ・アップデート更新のタイミングで発生したことを説明できず自分でも不思議に思うしかありませんでした。

しかしペンギンリカバリがパンダ更新で起こるという同じ出来事を再び経験したのです。

2度目のケースでも理由は依然として説明できないものの、パンダ・アップデートとペンギン・アップデート何らかの関係性があるのではないかと強く疑っています。

どうなんでしょうね?

記事を読む限りではどちらのサイトもトラフィックが下がったタイミングはたしかにペンギン・アップデートが導入されたタイミングです。

問題となっているだろうリンクの削除を徹底的に実行し、2度目のケースでは登場したばかりの「リンクの否認ツール」も使用しました。

満を持して次のペンギン・アップデート更新を待っていたわけですが、リカバリはペンギン・アップデート更新ではなくパンダ・アップデート更新のときにやってきたのです。

不思議としか言いようがありません。

1つ目のサイトはペンギンとともにパンダにもやられていたという点も気になります(2つ目がパンダにもやられていたかどうかは不明)。

確実と言えるペンギン・アップデートからのリカバリ事例を1つを除いてはまったくといっていいほど聞かないので情報が少なすぎ結論を出すことは困難です。

間違いなくペンギン・アップデートにやられたはずでその後リカバリに成功したように見えるけれど、5月と10月のペンギン・アップデート更新のタイミングではなくパンダ・アップデート更新のタイミングでトラフィックが戻りだしたという経験をもしあなたもしていたらぜひ教えてください。

P.S.
元記事で書かれているリカバリまでに実行した具体的な作業については触れませんでした。
簡単に回復できたように思うかもしれませんが、そんなことは決してありません。

ウェブマスターツールやOSEなど複数のツールを使ってバックリンクを調査し、問題となっているリンク元のサイトのコンタクト情報を調べました。
連絡先情報が見つからないときはWhoisデータまで調べてなんとかしてコンタクトを試みました。

そしてペンギンにやられたサイトの管理者がすべてのサイトに対して自分で削除依頼のメールを送っています。

(実際には役に立たなかった)再審査リクエストでは、どのサイトにどんなふうにコンタクトをとって、どこからは返事をもらえてどこからは返事がもらえなかったかをすべて書いたそうです。

リンクの否認ツールの使用に際しては、否認すべきリンクかそのままにすべきリンクかを1本1本入念に精査しました。

とてつもない労力がかかっただろうことが想像できます。

P.P.S.
2つ目の事例でペンギン・アップデートから生還したサイトは、トラフィックが回復してきたものの元の水準には戻っていません。

おそらくかつて効いていた(不正な)リンクの力がなくなったからでしょう。

狙っていた主要なキーワードからのトラフィックは依然としてなく、小さな周辺キーワードでのトラフィックが戻ってきているとのことです。

P.P.P.S.
回復するかどうかまったく分からない状況で不安ななか、リンクを削除しただけではなくハイクオリティなコンテンツを作りしっかとしたリンクビルディングにも取りかかってリカバリに至りました。

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