現在ベータテスト中の新しいGoogleアナリティクスで、コンバージョンに到るまでの経路を分析する「マルチチャネル」(Multi-Channel Funnels)の導入が徐々に始まっています。

昨日受講した衣袋さんのセミナーで、つい2、3日前に見られるようになったと聞いて、僕も確認してみたところ利用できる状態になっていました。

ただしすべてのアカウントではなく、早期利用申請したアカウントだけの導入と思われます。

まだパラパラ見ただけで詳しく調べていないので、オーバービューだけを今日は紹介します。

[コンバージョン]タブにあるメニューの[マルチチャネル]からアクセスします。
※メニュー自体はみんなに出てるかも。

マルチチャネルへのリンク

サマリーの「マルチチャネルのコンバージョン概要図」では、どんなタイプのメディアからのアクセスがどんな割り合いでコンバージョンしたかを大まかに把握できます。
右側の丸では、コンバージョンに占める割り合いを視覚的につかめます。
※ここ以降のキャプチャ画像はクリックすると元のサイズで見れます。

マルチチャネルのコンバージョン概要図

「アシストされたコンバージョン数」(Assisted Conversions)では、チャネル(流入元タイプ)別のコンバージョン数や収益が分かります。

アシストされたコンバージョン数

「アシストされたコンバージョン」というのは、そのチャネルでコンバージョンする前に他のチャネルでのアクセスが介在した場合のことを意味します。
「Google検索」⇒「Yahoo!リスティング広告」⇒「お気に入り」からのアクセスでコンバージョンした場合、コンバージョンしたのはお気に入りからの直接アクセスですが、その前にGoogle検索とY!リスティング広告からのアクセスが発生してます。
これらをアシストと呼びます。
「ラスト インタラクション コンバージョン」は最終的にそのチャネルでのアクセスがコンバージョンに至ったことです。
※間違ってたら指摘してください。

「オーガニック検索」や「参照元サイト」といったまとまりではなく、具体的なソース・メディアでも調べられます。

ソース・メディア別のアシストされたコンバージョン

こちらは「上位のコンバージョン経路」です。
コンバージョンに至るまでの変遷を上位順に表します。

上位のコンバージョン経路

検索を何度か繰り返してようやくコンバージョンしたとか、どこかのサイトのリンクから初めて訪問してその後検索結果から再び訪れてコンバージョンしたとか、そんな流れが分かります。

Googleアナリティクスでは、URLを直接打ち込んだりお気に入りから直接アクセスしたりした場合、「参照元なし」ではなく、直前の参照元が記録されてしまいます(例えばGoogle検索でやって来て、お気に入りに登録して、そのお気に入りからアクセスすると、Googleオーガニックからの流入として記録される)。

マルチチャネルのコンバージョン経路は、正確な流入元を知るのにも非常に役立ちそうです(衣袋さんも絶賛してた)。

検索が経路に存在する場合は、どんなキーワードだったかも分かります。

上位のコンバージョン経路でキーワードを見る

僕のブログのデータを見せているので「パンダアップデート」なんていうキーワードになっちゃってます。(笑)
2回繰り返されていますが、複数のページが僕のブログから表示されるので2つのページをクリックしたのでしょう。
異なるキーワードの検索結果からアクセスすれば、当然それぞれのキーワードが表示されます。

「所要時間」(Time Lag)は、コンバージョンに至るまでに要した日数です。
初めて訪問した日にコンバージョンしたのか、1日後にコンバージョンしたのか2日後にコンバージョンしたのかが分かります。

所要時間

「パスの長さ」(Path Length)は、コンバージョンに至るまでの訪問回数です。
その場でコンバージョンしたのか、2回アクセスしてコンバージョンしたのか、3回アクセスしてコンバージョンしたのかが分かります。

パスの長さ

ここまで説明したデータをAdWordsだけに絞って分析することもできます。

AdWords限定

新バージョンのGoogleアナリティクスはインターフェイスが大幅に変わってしまい、まだ使いづらく感じてます。
慣れるのに時間がかかりそうなのですが、このマルチチャネルは一刻でも早く使いこなしたい機能ですね。

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