IA Summit 2014で参加した「Open Linkded Data」(オープン・リンクト・データ)をトピックにしたセッションのレポート。これからのウェブはセッションがさらに進みOpen Linked Dataの利用が促進するだろう。
構造化データ
Google、問合せ用電話番号や住所、営業時間、レストランのメニューなどの構造化マークアップを推奨
Googleは、企業が顧客に提供する問い合わせ用の電話番号を検索結果に表示するようにした。また、企業や店舗などの住所や営業時間、レストランであればメニューの情報などをより適切に理解させるための推奨設定を提案した。どちらもschema.orgを用いた構造化データを利用する。
schema.orgがサイトを更新、RDFaとJSON-LDの例を追加
schema.orgがサイトを更新した。大きな変更点は2つ。「Microdataと併せてRDFaとJSON-LDによる記述例を追加」と「そのタイプを利用可能なタイプのプロパティを列挙」
schema.orgの「組織」はサブタイプでマークアップすべし
「schema.org/Organization」のサブタイプをすべてサポートしていることを、Googleはヘルプドキュメントに追加した。とはいえ以前からサポートしていた。Organizationのサブタイプに、自分のビジネスの業種・形態によりマッチしたものがあればそちらでマークアップしたほうがいい。
Googleのセマンティックはここまで向上している 〜 意味が同じ言葉を検索結果で太字表示
ものごとの意味を理解する、いわゆるセマンティックにおけるGoogleの能力は著しく向上している。検索クエリには含まれていなくても検索結果でボールド表示されるワードがある。意味を理解できている証拠にほかならない。
Google、ウェブマスターツールの「構造化データ」にエラーレポートを追加
Googleウェブマスターツールの「構造化データ」ダッシュボードにエラーレポートの項目が加わった。申請した一部のユーザーを対象に、6月からベータ版として提供していた機能の正式公開。
Googleトレンド、トピックやエンティティの検索を可能に
Googleは、Googleトレンドで、トピックやエンティティを検索する性能を向上させた。改良されたGoogleトレンドは特定の人や場所、モノゴトを区別でき、自分が本当に知りたいトピックについての検索動向を調べやすくなる。
schema.orgによるマークアップが必要な理由
schema.orgの設立と運用に深く携わってるGoogleのRamanathan V. Guha氏に、The Semantic Web Blogがインタビューから一部を紹介。schema.orgは検索だけでなくウェブ全体にとって必要。より有益な情報を人々に提供するためには、品質な構造化データが必要になってくる。
YouTubeで公開したビデオでも動画用のschema.orgでマークアップすべきか
たとえYouTubeに投稿した動画であっても自分のサイトに埋め込むのであれば、検索エンジンの理解を手助けするために動画用のschema.orgでマークアップしたほうがいいとGoogleのマット・カッツが推奨。
レビューのリッチスニペットでやってはいけないこと3つ、違反すると手動の対策もあり
知らずにやってしまっているかもしれないレビューのリッチスニペットのガイドラインに違反について説明する。ガイドライン違反が認められた場合は、手動の対策が与えられることがある。リッチスニペットが非表示になるかもしれない。