Googleは、スマートフォン対応したページに対象にモバイル検索結果で付与していた「スマホ対応」のラベル表示を廃止した。インタースティシャルを表示するページのランキングを下げるアルゴリズム変更の導入とあわせて、「スマホ対応」ラベルの廃止も1週間前にGoogleは告知していた。アルゴリズム変更は来年1月の実施予定だが、ラベル廃止は早々に実施された。
モバイルSEO
今すぐ始められる、ECサイトでのAMP対応
AMPプロジェクトは、ECサイトでのAMPサポートに現在取り組んでいる。だが、現状でもECサイトがAMPに対応することはできる。AMPプロジェクト公式ブログが、今すぐ始められるECサイトのAMP対応について解説した。要点をまとめてこの記事で紹介する。
インタースティシャルがわずらわしいかどうかを診断するツールをGoogleは提供する予定なし
モバイル向けページに設置したインタースティシャルがわずらわしいかどうかを診断するツールを、少なくとも今のところはGoogleは提供する予定はないようだ。またSearch Consoleのモバイルユーザビリティレポートにもエラーとしてあがってくることもなさそうだ。
煩わしいインタースティシャルのランキング要素への追加はモバイルフレンドリーアップデートの一部
煩わしいインタースティシャルを表示するページの検索順位を下げるアルゴリズム変更を、2017年1月10日に実施することを昨日Googleは予告した。発表から1晩明けての補足・追加の情報をこの記事では提供する。
Google、あらゆる種類のインタースティシャルを対象にモバイル検索で評価を下げるアルゴリズム変更を予告
インタースティシャルを表示するモバイルページの評価を下げるアルゴリズムを導入することをGoogleはアナウンスした。種類を問わず、すべてのインタースティシャルが対象になりえる。今まではアプリインストールのインタースティシャルだけを対象にしていたが、すべてのタイプのインタースティシャルが対象になる。変更は2017年1月10に実施される予定。
AMPに対応した広告用ランディングページ「ALP」、DFPが年内に配信開始予定
AMP プロジェクトは、AMPで広告を配信できるランディングページを開発した。AMP Ad Landing Pages、通称 ALP と呼ぶ。ALPはAMPフォーマットで作られているので、広告用のランディングページを高速に表示できる。DFPが年内にサポートを開始予定。
AMPプロジェクトが第3四半期のロードマップを更新、ECサイトでのAMPサポートを目指す
AMPプロジェクトは、第3四半期 中間のロードマップを更新した。ロードマップには、その期間にAMPプロジェクトが集中的に取り組む、新機能の追加や機能の改善に関する予定と進捗が示される。ECサイトでの利用が想定されている機能のサポートが、第3四半期のロードマップには含まれている。
Google、開発版ではなく本番のモバイル検索でAMP結果を表示するテストを開始
通常のモバイル検索にAMP対応したページを表示する開発プレビューをちょうど2週間前にGoogleは公開した。g.co/ampdemo にアクセスすることでAMP用に特別に作られた検索結果を体験できる。 しかし、本当の通常の検索でAMPページを表示するテストをすでに始めているようだ。Googleのゲイリー・イリェーシュ氏も実験の可能性がかなり高いとコメントしている。
モバイル検索結果がすべてAMPになる日が来る!? 巨大なAMP専用枠”Live Ticker”をGoogleがこの秋に導入予定
Googleは、"Live Ticker"(ライブ ティッカー)と呼ぶ、AMP用の新しいセクションをモバイル検索結果にこの秋に導入することを計画しているようだ。Live Tickerは、最新ニュースを掲載するためのAMPコンテンツ専用のセクションで、トップニュースのAMPカルーセルの上に表示される。将来的に、モバイル検索結果がすべてAMPになってしまう可能性もある。
AMPに構造化データはもはや不要、Search Consoleのエラーレポートからも外れる
Googleのモバイル検索結果にAMPページが表示されるには、有効なAMP HTMLでのマークアップに加えて、schema.orgを用いた構造化データが必須だった。しかし、今後は必須ではなくなる。通常の検索結果にもAMPページを将来的に表示することを視野に入れた変更。またこの変更にあわせて、Search ConsoleのAMPレポートでは構造化データ関連の問題はエラーの対象から外れた。