米Yahoo!は、Googleからデータ供与された検索結果をテスト中であることを認めた。検索システムとして米Yahoo!はBingを現在利用している。しかし日本のSEOに与える影響はほぼないはず。なぜなら、日本のYahoo!はすでにGoogleを検索システムとして利用しているからだ。
Google SEO
URLを日本語にすべきか? => UXの観点から日本語のほうがいいかもしれないがSEOとは関係ない
“コンテンツの言語と同じ言語をURLに含めるべきかどうか?” ヒンディー語版のウェブマスター向けオフィスアワーで、GoogleのSyed Malik Mairaj氏は、その国の言語でURLを付けることを推奨した。ただしそれはユーザー体験の観点から。Googleの評価が高まりランキングが上がるということではない。日本語URLにすべきかどうかは、対象ユーザーに対して、どちらがユーザー体験を高められそうかで考えればいい。
ページを削除したときは404と410のどちらを返すべきか? => どちらでもいい
ページを削除したときには、404と410のどちらのHTTPステータスコードを返すべきなのか? 結論を一言でいえば、Googleにおいてはどちらでも構わない。再クロール率にも影響しない。Googleに限っていえば、多少は区別しているようだが、目に見えるような実質的な違いはない。
HTMLのクロールとJavaScriptの実行は別プロセス、JSコンテンツのインデックスには時間がかかることも
現在のGooglebotはJavaScriptを解釈して実行し、JavaScriptによって生成されたコンテンツをクロール、インデックスできる。しかしJavaScriptの処理はHTMLのクロールとは別プロセスでより長い時間が必要たため、少しでも速くインデックスさせたいコンテンツには多用しないほうがよさそうだ。
低品質ページを大量生産しても検索エンジンの評価は上がらない、高品質コンテンツだけを作る
たとえば、自動生成でページ数を大量に増やしてもすべてのページがインデックスされることはないし、検索エンジンの評価は上がらない。コンテンツの品質が高いページだけを作り、反対に、品質が低いページを減らすことが重要。
Google、JSON-LDで記述したリッチスニペットをサポート開始か?
Googleは、イベントを除くリッチスニペットの設定にJSON-LDの利用をサポートしていない。しかし近いうちに(あるいはすでに?)、JSON-LDで記述した構造化データでのリッチスニペット表示に対応するかもしれない。リッチスニペットを説明するドキュメントに、JSON-LDの記述例が追加されている。
この川の長さは? このレストランの開店時間は? Google音声検索が位置情報に応じて回答する“Location-Aware Search”
Googleは、検索ユーザーが今いる場所に応じて、具体的な名前を含まなくても検索クエリが何を意味しているかを理解しその答えを返す機能を音声検索に備えた。How long is this river? や What's the name of this river?などの質問に答えられる。英語であれば日本でも機能する。
schema.orgのパンくずリストに不具合あり、実装は待ったほうがいいかも
schema.orgのパンくずリストのサポートをGoogleが始めた。ところが、検索結果でのパンくずリスト表示に不具合が生じている。パンくずリストのラベルが検索結果で繰り返し出てきて重複してしまっていまう。現在は解消に向かっているようだが、不具合が完全に修正されたことを確認できるまでは実装は待ったほうがいいかもしれない。
Google、パンダアップデートやHTTPSアルゴリズムの更新を否定。通常の品質改善に過ぎないとコメント
数日前に比較的大きな順位変動が発生した。パンダアップデートやHTTPSアルゴリズムの更新を実施したのではないかと一部では疑われたが、Googleはそうした憶測を否定し、通常行っている検索品質改善にすぎないとコメントを残している。
ビッグマックのカロリーやスターバックスのドリンクの栄養成分をGoogle検索で調べる
Googleは、ナレッジグラフで提供する栄養成分の適用範囲を拡大した。チェーン展開しているファストフードやカフェのメニューの栄養成分をリスト形式で表示する。スターバックスのドリンクの栄養成分、ビッグマックのカロリーなどを簡単に知ることができる。