3DモデルとAR機能がGoogleモバイル検索で利用可能に、虎🐯がグルグル回る🌀

[レベル: 上級]

3D モデルと AR の機能をモバイル検索で Google が導入しました。
3D モデルと AR は 5 月の Google I/O で発表された新機能です。

ナレッジパネルの 3D & AR

物体を立体的に表示する 3D モデルは、ナレッジパネルで利用できます。

こちらは「tiger」(トラ)のナレッジパネルです。
“View in 3D” のボタンとタップすると角度を自由に操作してトラを 360 度方向から見ることができます。
ズームも可能です。

この動画には音を入れていませんが、「ガォー」という鳴き声も出ます(笑)。

AR 機能も利用できます
3D を見ているときの画面に表示されている「周囲のスペースに表示する」をタップするとカメラが起動して、自分がいる場所に重ね合わせて表示できます(ARCore アプリをインストールしている必要あり)。
操作方法に慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません(うまく撮れなかったので動画なし)。

僕が調べた限りでは、ナレッジパネルの 3D は動物だけでした――Shark, Panda, Tiger, Lion, Turtle, Duck, etc.。
米 Google のモバイル検索での提供ですが、クエリは日本語でも大丈夫でした―イヌ、ネコ、ハリネズミ など。

自分の家に動物を出現させて楽しんでみてください。

通常検索結果の 3D & AR

あなたのサイトに 3D 画像を掲載しておけば、通常の検索結果にも表示されます。
3D が Google に認識されていると “View in 3D” ボタンがスニペットの下に出ています(日本語だと「3D で見る」になるのかな?)。

View in 3D

タップすると 3D モデルが起動します。

ナレッジパネルのように AR 機能を付けることもできます。

3D と AR の HTML コードは I/O では次のように説明がありました。

3D のマークアップ

AR 機能を付けるときは ar 属性を追加します。

EC サイトでは、3D と AR の機能はユーザーに喜ばれるのではないでしょうか。
全方向からアイテムを見られるし、家具を自分の部屋に置けるか自分の部屋のテイストに合うかなどをシミュレーションできます。

いろいろ使いみちがありそうです。