今週はSMXウィークということで、今日も先週参加したSMX West 2011のレポート記事になります。

僕にとって、SMXでのもっとも貴重な体験は、最前線で活躍しているGoogleのエンジニアのプレゼンを聞いたり直接質問したりできることです。

そこで今日は今週のこれまでの記事で書いていない、Google社員から聞いたことを19個、メモ風に紹介していきます。

Matt Cutts says:

まずは、マット・カッツ氏からです。

Matt Cutts

シンジケーションサイトからのリンクはいくつのサイトから張られてもその数ぶんの評価はしない。

ナチュラルリンクを集めるには、自分のサイトは他とどこが違うかを打ち出すこと。たとえばグルーポンは、検索エンジンによってではなくクチコミで広まった。

(Twitterのリンクがランキングに大きく影響したらしいとSEOmozが記事にした件について)そういうことはないと思う。導入したばかりのソーシャル機能が影響したのかもしれない。

(リンクファームが自分のサイトにリンクしてきたらどうなるのかという問いに対して)リンクとして無視するようにする。第三者の攻撃によってダメージを受けないようにしている。しかしGoogleのなかでの優先度は低いタスク。

(完全一致のドメイン名やアンカーテキストが強すぎるという指摘に対して)調査してみる。

今年はこの後もアルゴリズム変更を予定している。

コンテンツの質が低いとクロールの頻度が下がる。

(コピーサイトがオリジナルの自分よりも上に来ているという指摘に対して)オリジナルが先に来るように努力している。コピーにリンクが集まっていたりすると起こってしまうことがある。自分がオリジナルだとGoogleウェブマスターツールで申し立てできるようにしたいが、今のところDMCAレポートを送ってもらうしかない。

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Maile Ohye says:

次は、マイリー・オイェさんです。

Maile Ohye

301が使えないときにrel=”canonical”タグを使うといい。

重複コンテンツを防ぐにはGoogleウェブマスターツールのパラメータ処理もよい方法。

内容がほとんど同じなら、rel=”canonical”を使ってモバイルページをPCページに正規化してもいい。

ページBがrel=”canonical”でページAを指していたとすると、ページBのクロールは減る。

altはアンカーテキストの代わりになる。

GoogleはFlashをインデックスするが)Flashは難しい問題。Flashよりテキストを勧める。

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Michael Wyszomierski & Jonathan Simon say:

次は、マイケル・ウィスゾミエルスキー氏(上)とジョナサン・サイモン氏(下)です。
※この2人はスピーカーではなく、一緒のテーブルでランチを食べながらトークしてきました。

Michael Wyszomierski

Jonathan Simon

GoogleウェブマスターツールとGoogle Analyticsの連携を発展させる。検索クエリで、どのキーワードでどのページが何位に出たかGoogle Analyticsのデータから分かるようにするつもり。

Flashページもインスタントプレビューで表示できるようにする。

Google Analyticsのデータはランキングに使ってない。

※2人とも「当然だよ」という表情で言ってました。よく疑われることでそのたびにGoogleは否定していて、本当にそうなんだろうと思います。

PC向けのURLをモバイルサイトのURLにリダイレクトするときは、302リダイレクトより301リダイレクトが適している。

Google Webmaster Centralブログのモバイルを扱った記事では301リダイレクトを推奨していますが、日本のGoogle公式ヘルプフォーラムでは302リダイレクトを使うようにと言っています。どちらが適切なのか、Matt Cutts氏も尋ねましたが彼にも判断が難しいらしく調べてみると言われました。判明したらお伝えします。

ウィスゾミエルスキー氏とサイモン氏はウェブマスターツールの開発・運用に従事しているので僕から次の2つの機能を備えてくれるようにリクエストしておきました。

  • どのページがインデックスされてるのかGoogleウェブマスターツールで分かるようにしてほしい(今は送信したXMLサイトマップの中でインデックスされているページの数しか分からない)。
  • ドメイン単位のリンク数が分かるようにしてほしい(ROSリンクが1本1本カウントされるため数が膨れ上がってしまう)。

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Othar Hansson says:

最後はオサー・ハンソン氏です。
※写真なし

インスタント検索の日本への導入は?という質問に対して)分からない。

※僕がセッション前にフォームから送っておいた質問をモデレータのダニーがピックアップして聞いてくれました。“Soon?”(もうすぐ?)とか“By the end of this year?”(年内?)とふっかけてくれたのですが、はっきりしたことは言わずあやふやな回答でした。いったいいつになるんでしょう。

主催代表のDanny Sullivan(ダニー・サリバン)氏はGoogleと太いパイプを持っている人物なので、いくつかあるカンファレンスの中でSMXは群を抜いてGoogle社員の登場数が高いのが特徴です。

初めて聞く情報はもちろんのこと、知っている情報でもGoogleの社員から直接話を聞けるのはとても有益ですよね。

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