2012年09月14日
[対象: 全員]
ユーザーにとって親切なカスタム404エラーページを準備しておきましょう、ひょっとしたらパンダ・アップデートにも良い影響があるかもしれませんよというのが今日のトピックです。
パンダ・アップデートは404ページの質も見ているかも?
検索結果に出てきたサイトやページを評価するGoogleのガイドラインの更新版が外部に漏れたニュースを先週お伝えしました。
この更新版にはページ品質 (Page Quality) をチェックする章が追加が新たに加わっています。
「品質」ということでパンダ・アップデートを知るうえで貴重な情報になりそうだと思い時間をかけて丁寧に読んでみました。
とても興味深いセクションを後半に発見したのでみなさんとシェアします。
品質評価には、エラーページがどうなっているかも含まれます。
つまり、エラーページまでもが質が高いか低いかの対象になっているのです。
ページの一部あるいは全部がうまく表示されないとか、そのページがすでに存在しなかったときにそのページがどんな情報を提供しているかなどを品質評価者はチェックするようにガイドラインでは指示されています。
この評価ガイドラインはパンダ・アップデートのために作られてものではありません。
それにGooglebotが404ページの中身を理解することができるかどうか分かりません。
したがって、質の高い404ページを作成したからといってパンダ・アップデートでの評価が上がるということでは決してありません。
記事タイトルは釣りですw(ごめんなさい)。
でもユーザーにとって分かりやすい404ページを表示することはユーザーエクスペリエンスを向上させます。
自分で作成したユーザーフレンドリーなカスタムURLを準備しておくことをオススメします。
404エラーページの例
下は最悪な404エラーページです。
ユーザーに対して何の手助けにもなっていません。
これは僕のブログの404エラーページです。
はい、見てのとおりイケてません。
フツーです。
トップページへのリンクと検索ボックスくらいは最低限設置しておきましょう。
こちらは新しいiPhoneが発表されたばかりのAppleの404エラーページです。
理由をきちんと説明して、サイト内の商品カテゴリへのリンクが整然と並んでいます。
内容としてはシンプルだけれどとても見やすいですね。
個人的に好印象を持っているエラーページです。
こちらはベルメゾンネットの404エラーページです。
ECサイトのエラーページをいくつか調べてみて、ベルメゾンが秀逸でした。
まず「ご好評のため売り切れとなりました」です。
「いや、適当なURLを打ち込んでいてもともと存在しないページで売ってないから」とツッコミたくなりますが、「見つかりませんでした」というトラブルメッセージを見せられるよりは「売り切れました」の方が一般のユーザーにとっては受け入れやすそうですね。
ページの中央には関連するおすすめアイテムを表示しています。
ページのトップにはカテゴリでの絞り込みが可能な検索ボックス、ページの下にはカテゴリへのリンクが設置してあります。
キャプチャには見えていませんがさらにその下にはフリーキーワードでの検索ボックスもあります。
コンピュータに強くないユーザーの利用が多いサイトのはずで、エラーが発生したことをまったく意識させない作りになっていると僕は感じました。
海外にはユーモアあふれる404エラーページを提供しているサイトがたくさんあります。
この記事やこの記事やこの検索結果でどんなものがあるかチェックしてみてください。
独創的なカスタム404ページを作りたいと思ったときの参考にするといいでしょう。
カスタム404エラーページの作り方
カスタマイズした404エラーページの設定方法を簡単に説明します。
詳しくは検索して調べてください。
まず、404ページを自作します。
ファイル名を仮に 404.html としておきましょう。
作成した 404.html をルートディレクリ(てっぺんのフォルダ)にアップロードします。
なお場所はどこでもいいです。
任意の場所にアップロードしてください。
.htaccessに次のように記述します。
ErrorDocument 404 /404.html
ファイルの場所によって指定するパスが変わってきます。
分からなければ調べてください。
WordPressを使っている場合は.htaccessを使う必要はありません。
使用しているテーマ(テンプレート)に「404.php」というファイルがあればそれを編集するだけです。
カスタム404ページのためのウィジェットをGoogleは提供しています。
このウィジェットをエラーページに埋め込むと下の2つを表示できます。
- サイトの検索ボックスと検索の候補
- 間違ったURLに対するURLの候補
言語を指定してコードを貼り付けるだけなのでとても簡単に設置可能です。
僕も使っています。
まとめ
Googleの検索結果を評価するガイドラインのページクオリティの評価にはエラーページの品質も含まれます。
途中でも書いたように質を評価するパンダ・アップデートが404エラーページもチェックしているということではありません。
そうは言ってもGoogleが404エラーページを品質評価の対象にしていることは確かです。
ユーザーのためにカスタム404ページを準備しておいたほうがいいと頭では分かっていても実行しないサイト管理者が多いはずです。
でも「パンダ・アップデートが404ページも見ているかもしれない」と考えたら重い腰が上がりますよね?w
立派なカスタム404エラーページをこしらえて連休を迎えましょう!
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鈴木様
いつもブログ拝見させて頂いております。
掲載終了を迎えるページの対処方法について教えて頂きたくコメント致しました。
以下の記事内にて「リンクが集まっていたりしてSEO的にとても価値のあるページならもったいないのは確かです。」と記載されていらっしゃいますが、
価値のあるのページを404ページに持っていきたくない(類似ページ、後継版ページが存在しない)場合の対処法はどのようなものがあるのでしょうか。
http://www.suzukikenichi.com/blog/how-to-treat-out-of-stock-items/
ご多忙中に大変恐縮ではございますが、
ご確認頂きたく何卒宜しくお願い申し上げます。
*** Reply from Suzuki Kenichi ***
たとえば、こんなのはどうでしょう。
SEOのことを重視してしまっていますが、まぁそうは言ってももったいないですからね(笑)
ユーザーにはきちんと分かるように説明しておけば大丈夫と思います。
ただし内部リンクがユーザーに不快感を与えることのないように配慮します。
お忙しい中、ご回答頂きありがとうございます。
具体的に申し上げますと掲載期間のある特集ページの終了対応を検討しております。
そのまま落としてしまうのはもったいないため、
掲載終了ページを設け、特集ページから掲載終了ページに301リダイレクトし、
掲載終了ページ(noindexで考えております)にご回答頂いている以下の内容を盛り込もうかと考えております。
>サイト内の他の重要ページに内部リンクする(そのページが持つPageRankを渡すため)
ただ、掲載終了ページに301リダイレクトを設定するのは
301のルールに反する可能性があり、ペナルティになるかと思われるのですがいかがでしょうか。
たびたび申し訳ございませんが、
お手すきの際にご確認頂きたく何卒宜しくお願い申し上げます。
*** Reply from Suzuki Kenichi ***
その方法でいいと思いますよ。
301の使い方に背いているかもと心配していますがユーザビリティを損ねていません。
乱用、悪用しなければ問題ないでしょう。