[対象: 中級〜上級]

モバイルユーザーのユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス、UX)を検索順位を決定するランキングシグナルとしてGoogleが採用するかもしれません。
Googleからのコメントをもとに、Search Engine LandでBarry Shwartz(バリー・シュワルツ)氏が推測しています。

モバイルユーザー体験はGoogleの最優先事項

モバイルユーザーのユーザー体験をGoogleはかなり重要視しているようです。

次のようにGoogleはコメントしています。

どんなデバイスであっても、優れたユーザー体験を提供することをGoogleでは目指している。そのため、この原則を反映した検索結果を確実に提供することを強力に後押している。どこにいようとユーザーがウェブを楽しんでほしいと私たちは望んでいる。

モバイルのために作られたサイトはモバイルユーザーに対してずっと優れたユーザー体験を提供する。私たちの調査によれば、61%のユーザーが、スマートフォンからアクセスしたときに問題があったモバイルサイトに再び訪れることはないだろうと回答した。モバイルでは読みづらいフォントを使っていたりユーザーが過度にズームインやパンしたりしなければならないサイトがそうしたサイトに含まれる。モバイルは非常に重要な領域だ。アメリカ合衆国ではモバイル端末の普及率は50%を超えている。

※鈴木メモ: 同じ調査では、日本における普及率は25%

モバイルユーザー体験をランキング要因にすることを示唆?

Search Engine Landの記事を読む限りでは、「モバイルユーザー体験をランキングシグナルとして採用する」とGoogleが明言したわけではなさそうです。

モバイルユーザー体験を自分たちは非常に重要視していてそれを検索結果にも反映させたい、つまり「モバイルユーザー体験に優れたサイト・ページの評価を上げ、反対にモバイルユーザー体験に劣ったサイト・ページの評価を下げる」と示唆しているように読み取れるということです。

もっとも、ページの表示速度HTTPS提供のように、関連性や質ではなくユーザー体験に関わる要素をGoogleはランキングシグナルとして用いています。
また、モバイル検索では、構成ミスによってユーザー体験を損ねているサイトの評価を下げるアルゴリズムもすでに導入済みです。

モバイルを重要視している、ある種のユーザー体験をすでにアルゴリズムに使っている、こうした流れから考えると、ランキングシグナルとしてのユーザー体験の重要性をさらに高めたとしても不思議なことではありません。

特に、今のGoogleはモバイルをものすごく重要視しています。
Search Engine Landのコメントでもそうですし、Matt Cutts(マット・カッツ)氏やJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏、Pierre Far(ピエール・ファー)氏、Gary Illyes(ゲイリー・イリーズ)氏といったGoogle社員個人たちもことあるごとにモバイルの重要性を説いています。

日本のサーチクオリティチームの方たちも、先日僕が参加したイベントでやはりモバイルは真剣に取り組んだほうがいいとおっしゃっていました。

モバイルがどれほどの勢いで伸びつづけているかをいちばんよく知っているのは、他ならぬGoogleです。
だからGoogleはモバイルが何にもまして大切だと認識しているのです。

検索ユーザーに満足してもらうことがGoogleが検索サービスで目指すことです。
ユーザー体験に優れたサイトを検索結果でユーザーに提供したいとGoogleが考えるなら、ユーザー体験をランキングシグナルとしてさらに強化していくかもしれません。

【UPDATE】
GoogleのGary Illyes氏がSearch Engine Landの記事をGoogle+で再共有しているので賛同している証拠と考えていいでしょう。

とはいえ、ユーザー体験の良し悪しをアルゴリズムにGoogleが組み込もうが組み込むまいが、ユーザー体験の向上に僕たちは全力で取り組まなければなりませんね。
Googleのアルゴリズムを追いかけるのではなくユーザーを向いてサイトを運営していけば、Googleは必ず僕たちを追いかけてきてくれます。

スマートフォンでのユーザー体験を高めるために次の記事が参考になるでしょう。

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