英語以外の言語にもプロダクトレビューアップデートをGoogleは展開する可能性はあるのか?

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商品に関する高品質なレビューをより高く評価する目的で、プロダクトレビュー アップデート (Product Reviews Update) と呼ぶ検索アルゴリズムを今年の 4 月に Google は導入しました。
12 月には、最初のメジャーアップデートを実施しています。

プロダクトレビュー アップデートは、英語で書かれたコンテンツだけが対象です。
英語以外のコンテンツにも適用される可能性はあるのでしょうか?

他の言語にもゆくゆくは導入する可能性あり

プロダクトレビュー アップデートは英語のコンテンツだけをターゲットにしていると聞いているが、ドイツの Google 検索でも関連したように見える変動が起きている。
英語以外のコンテンツにも実際には影響しているのか?

このような質問が英語版オフィスアワーで出ました。
Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のようにコメントします。

私の考えでは、プロダクトレビュー アップデートは、複数の言語に適用できるもので英語だけに結び付けられてはいないと思う。最初は英語だけだったとしても、すべての言語に関係してくるような気がする。時間がたてば、ほかの言語のも展開する方法を見つけようとするだろう。

なので、ドイツの検索で変動を見たとしても私は特には驚かない。だけど、(プロダクトレビュー アップデートが対象にしている)言語と地域に関してブログでどのように実際にアナウンスしたのか私はわからない。

言語と地域に関してはどうだったかわからないという最後の発言については、検索セントラル ブログでの公式アナウンスには英語だけを対象にしていると書かれています。
しかし、ミューラー氏は内容を正確に思い出せていませんでした。

はっきりと英語だけだとブログには書かれていると質問者は指摘します。
そして、いずれにしても、遅かれ早かれプロダクトレビュー アップデートは他の言語にも導入されるということなのかと確認します。

ミューラー氏はこう続けます。

そのとおりだ。普通は、こうしたアップデートに関してはすべての言語と地域に展開するのが最終的なゴールだ。

1 つの言語と 1 つの地域からまず始めて何が調整に必要かを見つけ、それから対象を拡大していく。コンテンツに関するアップデートというのは、ほかの言語に展開するのに少し長い時間がかかると思う。

でも正直に言えば、担当チームがプロダクトレビュー アップデートをどう考えているかは私にはわからない。


端的にまとめれば、プロダクトレビュー アップデートもいずれは英語以外のコンテンツにも導入されるだろうというのがミューラー氏の予想です。

英語以外の導入に時間がかかるのはよくあるパターン

英語もしくは米国だけで導入が始まり、その後、ほかの言語や地域にも展開するのはよくあるパターンです。
特に、言語に依存するアルゴリズムはその傾向が強いと言えます。
かなり古い話になりますが、高品質コンテンツを評価するために導入されたパンダアップデートは英語で導入されてから日本語に導入されるまでに、1 年半ちかくかかりました。
パンダアップデートは、コンテンツが書かれている言語に密接に関係していました。

対象的に、言語や地域にほとんど影響を受けないページエクスペリエンス アップデートのようなアルゴリズム更新はグローバルで一斉展開しました。

プロダクトレビュー アップデートは、書かれているコンテンツの内容を判断するアルゴリズムです。
特に、日本語のように英語とは系統が異なる言語では、導入されたとしても時間がかかるのは予想できます。

12 月のプロダクトレビュー アップデートは 4 月初回版よりもさらに大きな順位変動をもたらし、ともすると 11 月のコア アップデートよりも動いたとする分析もあります。

質の高い商品レビューを書くためのヒントを Google はアドバイスしています。
レビュー記事を提供しているサイトはこれを参考にして、来たるべき将来に向けて今のうちからコンテンツに磨きをかけておきたいものです。
仮にプロダクトレビュー アップデートが導入されなかったとしても、ユーザーをより満足させられるレビューコンテンツが出来上がるのであれば損はないでしょう。