GoogleがPageRank以外に見ている要因は?

メーデーアップデート」「バックリンクの集めすぎ」に続いて、今日もGoogle Matt Cutts(マット・カッツ)氏によるウェブマスター向けQ&Aビデオの紹介です。

お題は「PageRank以外にどんな指標がランキングに使われているのか」です。

Q: PageRankは200ある指標のうちの1つにしかすぎないと言われるけれど、もう一度はっきりさせてほしい。そして、ほかの200個にはどんな指標があるのか?

  • PageRankは200の指標の中でもより重要な要素
  • それでも200のなかの1つであることに変わりはない
  • バックリンクだけに取りつかれるべきではい
  • ほかにはたとえば次のような要素を見ている
    • アンカーテキスト
    • ページにあるコンテンツ
    • ページのURL
    • ページのタイトル
    • 見出しがあるかないか
    • 単語同士の近接度(離れているか隣にあるか)
  • とてもたくさんあるけれど多くは一般的な考えから推測できるはず
  • ブレンディング(※鈴木注:ブレンド検索(ユニバーサル検索)のことなのか、単にいろいろなタイプのサイトを混ぜてSERPに出すことなのか分かりません)の隠された秘密というのは、質の高い結果を返すためにこれらの指標のどれにウェイトを置きどれがいちばん重要か判断すること
  • PageRankは200以上ある指標の1つだから固執してはいけない
  • ユーザーに良い体験をさせて知り合いに紹介したくなるようなサイトを作ることが成功につながる

PageRank は今でも重要か」という記事を以前にエントリしました。

PageRankが重要か重要でないか問われれば、以前ほどでなくなっているとしても重要でしょうね。
でも、ほかの要素を軽視してよいということでもありません。
※余談ですが「URLを見ている」というのを明言したのを僕は初めて聞きました。

SEOはどれか1つだけ施策すればそれで十分ということではなく、1つ1つ施策の積み重ねでトータルとして結果が出てくるものですね。