グーグル サイトリンクの知られていない事実

あなたのサイトはSERP(検索結果ページ)で、Google Sitelinks(グーグル サイトリンク)が表示されますか?

サイトリンクが表示される基準はアルゴリズムで自動的に決定されていています。

以前と比べるとずいぶんと緩やかになり、多くのサイトで見られるようになってきています。

サイトリンクはなかなか不可思議な現象を見せることが多く、Google社員のMaile Ohye女史がGoogleグループで解説しました。

これまで知られていなかったいくつかの事実も明らかになっています。

自分のサイトがどんなサイトリンクを持っているかは、Googleウェブマスターツールで確認できます。

しかし、GWTで表示されるサイトリンクと検索結果で表示されるサイトリンクは、必ずしも一致しません。

下は、GWTで見られるsuzukikenichi.comのサイトリンクです。

グーグル ウェブマスターツールで見たサイトリンク

こちらは、suzukikenichiで検索したSERPで見られるサイトリンクです。

検索結果で見たサイトリンク

GWTでは6つのサイトリンクがありますが、SERPでは5つです。

これはなぜかというと、どのサイトリンクが表示されるかは検索キーワードによって変わってくるからです。

検索結果に出てくるウェブページの簡単な説明をするスニペットのように、検索語句で変化するんですね。

検索結果に表示させたくないサイトリンクは、GWTでブロックできます。

ブロック期間は、GWTのサイトリンク設定ページにアクセスするたびに90日間延長されます(設定を編集してもしなくても)。
ということは、ブロックしても90日以上ほったらかしにしておくと、また復活する可能性があるということですね。

検索結果のサイトリンクは3つ以上必要で、ブロックして2つ以下にしてしまうとまったく表示されなくなります。
GWTで3つしかサイトリンクが出ていないときは、ブロック指定できません。

GWTでサイトリンクをブロックすると、別のサイトリンクが代わりに出現します。
ただし、即座に反映されるわけではないし、どのリンクが新しく選ばれるかははサイトの構成に依存するのでコントロールできません。

ブロックすると、なくなってしまってそのままかと思っていたのですが、代わりを選んでくれるんですね。
WebmasterWorldで、実際に代替のサイトリンクを経験したメンバーの報告があるので確かなようです。

最後に余談です。

このサイトは、「suzukikenichi」以外のクエリでサイトリンクを見たことがありません。(笑)
そもそも、「suzukikenichi」というキーワードで検索する人っているんでしょうか?